この記事の3行まとめ
Amazon Web Servicesは、同社の提供する「AWS Thinkbox Deadline(以下、Deadline)」を使って、アンリアルエンジンによるレンダリングなどのタスクを実行する方法の解説記事を自社ブログにて公開しました。
Deadlineとアンリアルエンジンとの連携は、同社がEpic Gamesと共同で開発したアンリアルエンジン用プラグイン「UnrealDeadlineService」 と「MoviePipelineDeadline」を使用します。「Movie Render Queue」によるリモートレンダーを、エンジンから直接Deadlineで管理するレンダーファームにサブミットし、レンダリングが可能です。
サブミットにあたっては、事前にDeadlineジョブのプリセットを作成する必要があります。プラグインに含まれている「DeadlineJobPresetLibrary」のData Assetを作成し、ジョブの詳細を設定します。
Deadlineへのサブミットは、Movie Render Queueの「Render(Remote)」、あるいはプラグインが提供する「Queue Asset Submitter」によって行います。
自身やほかのユーザーがサブミットしたジョブは「Deadline Monitor」で確認できます。WorkerのPoolとGroupを設定すれば、アンリアルエンジンのタスクを扱う能力のあるWorkerにだけ作業を割り当てることも可能です。
プラグインはDeadline Repositoryからダウンロードでき、プロジェクト単位で導入します。
ブログでは上記の内容に加え、詳細なプラグインの導入方法や使い方、クラウドレンダリングのメリットなどについて触れています。
詳細は、Amazon Web Services ブログ『AWS Thinkbox Deadline を使って Epic Games の Unreal Engine パイプラインをスケジューリング』をご確認ください。
Amazon Web Services ブログ『AWS Thinkbox Deadline を使って Epic Games の Unreal Engine パイプラインをスケジューリング』