この記事の3行まとめ
- Apple、「Apple Vision Pro」向けOS「visionOS」を発表
- visionOS SDKは2023年6月後半にリリース予定
- 「Apple Vision Pro」でアプリの動作テストができる「Apple Vision Pro developer labs」が、東京などで7月に開設
2023年6月5日(現地時間)に開催されたWWDC23にて、Appleは「visionOS」を発表しました。
(動画は製品ページより引用)
「visionOS」は、同イベントで発表されたMRデバイス「Apple Vision Pro」用のOSです。
(画像はニュースリリースより引用)
visionOSのSDKは、2023年6月後半にリリース予定。visionOSアプリの開発は、SDKを統合したXcodeやReality Composer Pro、Unityなどを通して行います。
なお、公開予定の学習資料では、各ツールの使用方法や空間コンピューティングに対応するための設計手法などが解説されます。
(画像は製品ページより引用)
アプリのアイコンなどに対し、視線によるインタラクトが可能(動画は製品ページより引用)
操作は手のジェスチャーでも行える(画像は製品ページより引用)
また、7月には、visionOS向けアプリの開発をAppleがサポートするプログラムをスタートします。
本プログラムにより、「Apple Vision Pro」でアプリの動作をテストできる「Apple Vision Pro developer labs」が東京を含む世界6か所で開設。
そのほか、App Storeにリリース済みのiPhone/iPad向けアプリとApple Vision Proの互換性評価や開発者キットの利用が可能となります。
加えて、開発者向けに、visionOSに対応したUnityが入手できるベータプログラムの受付が始まっています。申請後、プログラムの参加者が選ばれると、メールで通知されるとしています。
visionOS向けUnity ベータプログラム申請フォームvisionOSの詳細は、公式ページをご覧ください。
visionOS 公式ページ「Apple Vision Pro」製品ページ