ゲーム特化のデータ分析ツール「ThinkingEngine」を全世界1400万DLの『クラッシュフィーバー』開発元ワンダープラネットが全社導入。ThinkingDataが事例を公開

ゲーム特化のデータ分析ツール「ThinkingEngine」を全世界1400万DLの『クラッシュフィーバー』開発元ワンダープラネットが全社導入。ThinkingDataが事例を公開

2023.06.07 [PR]
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この記事の3行まとめ

  • ワンダープラネットがデータ分析ツール「ThinkingEngine」を全社導入
  • ノーコードでデータ分析可能。SQL知識も不要で、同社ではゲーム体験を高めるためプランナーが直接データを参照するケースも増加
  • 公式サイトから問い合わせやデモ申し込みが可能。他事例もサイト内で公開中

ゲームデータ分析に特化した分析ツール「ThinkingEngine」を開発する株式会社ThinkingData(本社・シンガポール)が、同ツールの導入事例に関する記事を公開しました。

コンシューマー・スマートフォンタイトルを問わず、現在のゲーム開発は「作って終わり」ではなく、ユーザーログから改善点を洗い出したり、次の施策や開発タイトルへ知見を活かしたりといった形で広くデータ活用が行われます。

『クラッシュフィーバー』『ジャンプチ ヒーローズ』『アリスフィクション』を手掛ける株式会社ワンダープラネットでは、2022年12月からThinkingEngineを全社共通のデータ分析基盤として導入しています。

株式会社ThinkingData 公式サイト

導入以前は全社標準ツールがなく、クラウド上のデータベースからSQLを叩いてデータ抽出を行い、無料のBIツールを用いてダッシュボードを作成していたとのこと。また、KPI数値のトラッキングにも異なる有料ツールを使っており、新しいプロジェクトが開始する毎にゼロから環境構築を行っていました。

「サンプルデータを用いたThinkingEngineの実画面」。コーディング不要で必要項目を設定可能。なお、ThinkingEngineはAzureやAWSなどクラウド環境のほか、オンプレミスでも稼働する(記事ページより引用)

15以上のツールと比較検討を行う中で、ThinkingEngineが採用された最も大きな理由は「非エンジニアでも活用ができる」というダッシュボードの優位性でした。コードを書かず、GUIで必要な情報を素早く得られるため、現在はデータアナリストを介さずプランナー自身が直接データを確認するケースもあるとのこと。

また、全社導入の恩恵で、従来は難しかった「すべてのゲームタイトルの指標を同じグラフに重ねて表示し、タイトル間の差異や全タイトルを含めたKPI進捗を把握する」という管理も容易に実現できています。

為替換算機能やタイムゾーンの変換機能も充実しており、グローバルな収益管理も自動的に行えるように記事ページより引用)

記事内ではこれらの他にも、ゲーム内の遷移(行動)を時系列に追うフロー分析やユーザーの離脱を防ぐファネル分析など複数のナレッジが紹介されています。

「ThinkingEngine」詳細やお問い合わせについては、公式サイトをご確認ください。

ワンダープラネット - ThinkingData株式会社ThinkingData 公式サイト

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