この記事の3行まとめ
- Unity Technologies、「Unity 2022 LTS」をリリース
- およそ2025年半ばまでのサポートが保証されている
- データ指向型の技術「DOTS」やレンダーパイプライン「HDRP」「URP」などがアップデート
2023年5月30日、Unity Technologiesは、Unity 2022のLong Term Supportバージョンである「Unity 2022 LTS」をリリースしました。
(画像は公式サイトより引用)
Long Term Support(LTS)とは、安定したソフトウェアの提供を目的とした、長期にわたってサポートされるバージョンを指す言葉です。
Unity 2022 LTSは、2024年半ばまで隔週更新、その後は最初のリリース日の2年後(およそ2025年半ば)まで毎月更新されることが保証されています。また、Unity 2022 LTSに適用されるアップデートでは、安定性を向上させるための修正のみが行われます。
Unity 2022およびUnity 2022 LTSには、データ指向型の設計に役立つ「Entity Component System(ECS) for Unity」のアップデートや「Netcode for Entities」の正式対応、HDRPとURPに対する機能の追加など、複数の新要素が存在します。
詳細は、リリースに伴い公開された、Unity 2022 LTSの新機能を紹介する資料をご覧ください。資料は、プログラマー向けとアーティスト向けが用意されています。
Data Oriented Technology Stack(DOTS)に関連する機能「ECS for Unity」が本番環境をサポート(画像は公式サイトより引用)
新機能「6-way lighting」。高負荷な煙や爆発のライティングをリアルタイムで計算するのを避けるため、6方向の光に対応するライトマップを使用する手法(画像は公式サイトより引用)
Unity 2022 LTSのダウンロードは、ダウンロードページもしくはUnity Hubから行います。
Unity 2022 LTSの詳細は、こちらをご覧ください。
Unity 2022 LTS ダウンロードページUnity 2022 LTS 紹介ページ