新年あけましておめでとうございます。編集長の神山です。
昨年はゲームメーカーズにとって新たな挑戦の多い、とても刺激的な年となりました。
そのひとつがゲームメーカーズ初のリアルイベントとなった「スクランブル」開催。バラエティ豊かな全10講演、UE5ハンズオン、書籍コーナーなどを展開し、当初の定員を大きく越えた来場者の皆様とともに大いに盛り上がりました。なお、講演スライドや動画アーカイブは記事一覧ページで確認できます。
ゲームメーカーズとしてイベントに関わる機会も増えてきました。印象的だったのは、私たちも普段から取材しているCEDECへの登壇でしょうか。
CEDEC2023では招待セッションとして『“ゲーム制作の趣味化”により業界課題へ挑む – ゲームメーカーズが生まれた理由』というテーマでお話させていただき、この他にも2月には日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)企画セッション、11月にはCGWORLD JAM出演など数多くの機会を頂きました。
また、昨年に引き続きMicrosoft様×ゲームメーカーズで開催したMicrosoft Game Dev in Japan 2023や、開催協力として携わったGodot Engine勉強会など、さまざまなイベントの実施協力も行いました。
そして、ゲームメーカーズとして初の書籍「UEFNでゲームづくりを始めよう!」(ボーンデジタル出版)も出版できました!まさか1年で書籍の発売まで来れるとは……。この場を借りて、改めて関係各社の皆様に御礼申し上げます。
本書はインストールから使い方の基本、簡単なアスレチックゲームの作り方までを一冊にまとめたチュートリアル本です。UEFNの事始めとして最適な内容になっていると思いますので、ぜひお手にとっていただけると幸いです。全国書店やAmazonの販売ページで購入できます。
記事本数としては、オープンから本日までに1,400記事を公開できました。CEDECをはじめとする講演の詳細レポートや東京ゲームショウやBitSummitでのプレイレポ、ツールやミドルウェアの最新記事、そして開発者インタビューや連載記事、その他もろもろ、思ったよりたくさん書いていましたね。今年度のトップ記事は別記事でまとめましたので、よろしければご覧ください。
これらはすべて読者の皆様をはじめ、クライアントの皆様や関係各所の皆様、そしてライターの皆様と編集部員の愛と根性によって支えられています。改めて御礼を申し上げるとともに、本年も変わらぬご愛顧のほどお願いいたします。
今年も新しい試みをたくさん用意しておりますので、ぜひ楽しみにお待ちください!
ゲームメーカーズ編集長およびNINE GATES STUDIO代表。ライター/編集者として数多くのWEBメディアに携わり、インタビューや作品メイキング解説、その他技術的な記事を手掛けてきた。ゲーム業界ではコンポーザー/サウンドデザイナーとしても活動中。
ドラクエFFテイルズはもちろん、黄金の太陽やヴァルキリープロファイルなど往年のJ-RPG文化と、その文脈を受け継ぐ作品が好き。