Unity、toio、Arduinoを活用!リアルとデジタルを融合させたゲーム『ハコニワ』のインタビュー記事が公開。プログラミング歴1年でゲームを作り上げる

Unity、toio、Arduinoを活用!リアルとデジタルを融合させたゲーム『ハコニワ』のインタビュー記事が公開。プログラミング歴1年でゲームを作り上げる

2022.10.09
ニュースUnity
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • リアルとデジタルを融合したゲーム『ハコニワ』のインタビュー記事がユニティ・テクノロジーズ・ジャパンのnoteで公開
  • 『ハコニワ』制作の経緯や過程などを開発者の辻村 奈菜子氏にインタビューしている
  • Unityのほかに、キューブ型ロボットトイのtoio、マイコンボードのArduinoを使って制作

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、プログラミング歴1年でも、「作りたい!」を形に。リアルとデジタルを融合したゲーム「ハコニワ」の開発秘話』と題したインタビュー記事をnoteに公開しました。

画像はnoteの記事より引用

『ハコニワ』は、辻村 奈菜子氏が卒業制作で発表した、リアルとデジタルが融合した点が特徴のゲーム。現実のジオラマステージにブロックを置くと、デジタルゲーム上にもブロックが出現するといったギミックが複数採用されています

ジオラマのステージ上にブロックを置くと、ゲーム画面上のステージに同じ形状のブロックが現れる

ジオラマステージの特定の位置にブロックを近づけると、目的地までのヒントがゲーム画面に表示されるといったギミックも

『ハコニワ』のギミックは、Unity、キューブ型ロボットトイのtoio(トイオ)、マイコンボードのArduino連携させて実現しています。

toioには、自身が専用マット上のどこに位置するか、絶対位置をリアルタイムで検出できる機能を搭載。『ハコニワ』ではこれを利用し、toioで検出したブロックの位置をUnityに連動させ、ゲーム画面にブロックを表示させています。

また、Arduinoは現実のジオラマをUnityで動かすために組み込まれています。

ジオラマステージが動く様子

『ハコニワ』は、辻村氏がプログラミング歴1年の状態から開発に着手し、完成させました。

当時、辻村氏は『ハコニワ』を実現させるスキルが足らず、所属していたゲームゼミの教授 村上 聡氏や非常勤講師の奥出 成希氏、toioの公式コミュニティ「トイオ・クラブ」のサポートを得ながら、ゲームの完成に至ったと話しています。

京都芸術大学キャラクターデザイン学科卒業生 『ハコニワ』開発者 辻村 奈菜子氏(左)
京都芸術大学キャラクターデザイン学科 教授 村上 聡氏(右)

インタビュー記事では『ハコニワ』の構想や制作過程などが語られています詳しくは、note記事ページをご確認ください。

『プログラミング歴1年でも、「作りたい!」を形に。リアルとデジタルを融合したゲーム「ハコニワ」の開発秘話』 note記事ページ

関連記事

Unity・UEなどでアニメを作るハッカソン「アニメ×ゲームジャム UE in 京都」、7/26(土)より開催。参加申込は7/21(月)18時まで
2025.07.01
Unity 6の最新レンダリング機能を駆使したMMORPG『Pantheon: Rise of the Fallen』開発者インタビュー、Unity公式ブログで公開
2025.06.30
Unity 6.1のレンダリング最適化機能を一挙紹介。「Project Auditor」正式対応や、GPUパフォーマンスを向上する「Deferred+」など
2025.06.27
Unity 6.2 Beta最新バージョン「Unity 6000.2.0b7」リリース。ユーザー端末から実行中アプリのパフォーマンス状況を情報収集・診断が可能に
2025.06.27
UE5.6/Unity 6で作った“同じゲーム”の実装を比較できる。無料サンプルプロジェクト『Parrot Game Sample』、Epic Games協力のもとリリース
2025.06.25
UnityでのUIローカライズを学べる公式チュートリアル動画2本が公開。「UI Toolkit」による多言語対応や、動的に文章を調整できる「Smart String」を解説
2025.06.23

注目記事ランキング

2025.06.27 - 2025.07.04
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ローパスフィルター(Low-Pass Filter)
ローパスフィルター
  1. 電気信号のうち、指定した周波数(カットオフ周波数)以下の信号を通し、それより上を大きく低減させるフィルター。
  2. ゲーム開発において、基本的にはサウンド用語として用いられる。例として、特定のセリフをローパスフィルターによってくぐもった音に加工することで、隣の部屋や遮蔽物の後ろで話しているかのような表現を行うことができる。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!