この記事の3行まとめ
2022年3月29日、GameSynthの最新版2022がリリースされました。
GameSynthはプロシージャルサウンド合成技術(※)が特徴のサウンドデザインツールで、効果音を作成する際に使用されます。
(※)プロシージャルサウンド合成技術
録音データをそのまま再生するのではなく、ゲーム内などの状況に合わせ、録音データをリアルタイムに編集して音を再生する技術のこと
新モジュールの追加
HornやParametricといった発音系、ProfilerやWaveFolderなどのエフェクト系、Drifterなどのコントロール系など が加わり、トータルで130以上のモジュールが利用可能になりました。また、既存のモジュールもアップデートが行われています。
各種制作ツールとの連携強化
バージョン2022では、ツール連携としてAudacityとGameMaker Studioが新たにサポートされ、バリエーションを量産した効果音を一括してエクスポートできるようになります。
また、Live2DとGameMaker Studioのアニメーションカーブの読み取りもサポート。アニメーションカーブの変更があった場合も問題なく対応可能で、素早く「絵の動きにシンクロする音を作り出す」ことができます。
聴覚的特徴に基づくリポジトリマップ
リポジトリ内の全効果音パッチをマップで表示しつつ、「似たような音同士は隣接させる」というスマートマップ機能が搭載されます。聴感上似たサウンドが近くに表示されることにより、さらなるサウンド制作の効率化を図ります。
Tsugi公式ストアでは、4月30日(土)まで2022バージョンリリースセールが行われています。
アップデート情報の詳細はこちらGameSynth 公式サイト