ゲーム開発者に必要なスキルを体系化。CESAの「ゲームクリエイタースキル実証プロジェクト」、2027年度に公表予定

ゲーム開発者に必要なスキルを体系化。CESAの「ゲームクリエイタースキル実証プロジェクト」、2027年度に公表予定

2026.09.22
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この記事の3行まとめ

  • CESA、ゲーム開発人材に求められるスキルを可視化・体系化する「スキルマップ」の策定を進める
  • 職能を「エンジニアリング」「ゲームデザイン」など6領域に整理し、職能・レベルごとにスキルを洗い出す
  • スキルマップは2027年度に公表予定。教育機関のカリキュラム設計や企業の採用基準の作成などに活用できる可能性がある

コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は2026年9月15日(火)、産学連携で進める「ゲームクリエイタースキル実証プロジェクト」の検討体制と今後の予定を発表しました。

同プロジェクトでは、ゲーム開発人材に求められるスキルを可視化・体系化する「スキルマップ」を策定し、2027年度に公表する予定です。

(画像はプレスリリースより引用)

ゲームクリエイタースキル実証プロジェクトは、文化芸術活動基盤強化基金の「クリエイター等支援事業(育成プログラム構築・実践)」の一環として、CESAが2025年から実施しています。

この事業は、大学・専門学校などの教育機関と、企業や関係団体といった業界が連携し、国際的な活躍を目指す学生や社会人に向けた育成プログラムを構築・実践する取り組みを支援するもの。

ゲーム分野では、日本電子専門学校や立命館大学、電気通信大学のプロジェクトも支援対象です。

ゲーム分野では、日本電子専門学校の「世界に通用するゲームクリエイター育成のためのカリキュラム開発プロジェクト」なども並ぶ(画像は「クリエイター等支援事業(育成プログラム構築・実践)」ページのスクリーンショット)

ゲームクリエイタースキル実証プロジェクトでは、ゲーム開発に関わる職能を「エンジニアリング」「プロダクション」「ビジュアルアーツ」「ゲームデザイン」「サウンド」、そしてゲーム制作に共通して必要なスキルを扱う「エッセンシャル」の6領域に整理しています。

また、職能とは、会社組織上の役割である「職種」そのものではなく、ゲーム制作に必要なスキルを整理するための軸を指します。そうした職能ごとに、各レベルで求められるスキルの洗い出しと体系化が進められています。

(画像はプレスリリースより引用)

検討は、「スキルセット検討委員会(ステアリングコミッティ)」のもと、ゲーム開発現場の実務者を中心とする職能別のワーキンググループで進行。

委員会のメンバーは以下の通り。

稲見 昌彦(国立大学法人東京大学)
植原 一充(学校法人京都橘学園京都橘大学)
紙谷 憲  (株式会社WFS)
斎藤 直宏(学校法人日本教育財団東京国際工科専門職大学) ※座長代理
島守 明広(株式会社カプコン)
中村 樹之(株式会社セガ)
松原 健二(株式会社ロングフェロー) ※座長
三上 浩司(学校法人片柳学園東京工科大学)
三嶋 寛了(株式会社コーエーテクモゲームス)
山中 涼 (株式会社バンダイナムコスタジオ)

※ 敬称略、氏名五十音順。所属は公表時点のもの

スキルマップは、教育機関、ゲーム業界を目指す学生や社会人、企業がそれぞれの立場で活用できる「産学共通の人材育成基盤」として定着させることを目指しています。

活用の可能性として、教育機関向けにはカリキュラムの設計、企業向けには採用基準や評価・昇進基準の作成などが挙げられています。

今後の予定では、2026年度に6つのワーキンググループがスキルを整理・体系化し、スキルマップを策定。2027年度には、スキルマップの公表と東京ゲームショウ2027などを通じた周知、教育機関と連携した活用可能性の実証が予定されています。

詳細は、プレスリリースやプロジェクトページをご確認ください。

ゲーム産業の持続的成長を支える人材育成基盤の強化に向け「ゲームクリエイタースキル実証プロジェクト」を推進「ゲームクリエイタースキル実証プロジェクト」Webページ

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