このSTEPではコース上にギミックを作ります。今回作成するのは「坂を転がるボール」。ぶつかったら弾かれて、運が悪いとコース外に出てしまうギミックです。
坂を転がるボールを出現させる
フォートナイトには、ボールをスポーンさせる「ボールスポナー」と呼ばれる仕掛けが用意されています。この仕掛けを使って、坂を転がるボールを出現させましょう。
コンテンツドロワーを開き、「Devices」内にあるボールスポナーを坂のてっぺんに配置します。その後、配置したボールスポナーを選択し、「詳細」タブから「回転」のX軸を「180.0」に設定します。そして、Z座標を600程度プラスして、スポナーを宙に浮かせましょう。
そのほか、「詳細」タブから以下の設定を変更します。
「プレイヤーのノックバック力」を高く設定することで、ボールにぶつかったときプレイヤーを強く弾くようになります。
『ボールスポナー』を複製する
ひとつでは簡単に避けられるギミックになってしまうので、先ほど設定を変更した『ボールスポナー』を複製して仕掛けを増やしましょう。ボールスポナーを選択し、移動ツールに切り替えます。Altキーを押しながら移動させると、オブジェクトが複製されます。
これを繰り返し行い、ボールスポナーを5個ほどコースに並べましょう。
実際にプレイすると、たくさんのボールが坂を転がっているのが分かります!難易度を上げたければ仕掛けを増やし、簡単にしたければボールスポナーをDeleteキーで削除して減らしましょう。
坂に障害物を設置する
もう少し歯ごたえのあるコースにしたい場合は、仕掛け「ピンボールバンパー」や「ピンボールフリッパー」を配置してみましょう。
この2つの仕掛けは、ぶつかったプレイヤーを弾く仕組みになっています。ボールだけでなく、これらの仕掛けも避けつつ進むようにすることで、より刺激的なコースになってきました。
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【STEP5-1】スタート時のカウントダウンを作る(Coming Soon…)
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今日の用語
ローパスフィルター(Low-Pass Filter)
- 電気信号のうち、指定した周波数(カットオフ周波数)以下の信号を通し、それより上を大きく低減させるフィルター。
- ゲーム開発において、基本的にはサウンド用語として用いられる。例として、特定のセリフをローパスフィルターによってくぐもった音に加工することで、隣の部屋や遮蔽物の後ろで話しているかのような表現を行うことができる。