【STEP4-3】仕掛けを使って「坂を転がるボールのギミック」を組み込む

2022.01.01
ゲームづくりの知識チュートリアルクリエイティブモードフォートナイトUEFN
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

このSTEPではコース上にギミックを作ります。今回作成するのは「坂を転がるボール」。ぶつかったら弾かれて、運が悪いとコース外に出てしまうギミックです。

目次

坂を転がるボールを出現させる

フォートナイトには、ボールをスポーンさせる「ボールスポナー」と呼ばれる仕掛けが用意されています。この仕掛けを使って、坂を転がるボールを出現させましょう。

コンテンツドロワーを開き、「Devices」内にあるボールスポナーを坂のてっぺんに配置します。その後、配置したボールスポナーを選択し、「詳細」タブから「回転」のX軸を「180.0」に設定します。そして、Z座標を600程度プラスして、スポナーを宙に浮かせましょう。

画像のように、『ボールスポナー』が宙に浮いており、移動ツールの青い矢印が下を向いていれば問題ない

そのほか、「詳細」タブから以下の設定を変更します。

ゲーム中に土台を表示:チェックなし

ボールのサイズ:3.0

重力:(左のチェックボックスにチェックを入れて)5.0

リスポーンディレイ:0.0

プレイヤーのノックバック力:1500

「プレイヤーのノックバック力」を高く設定することで、ボールにぶつかったときプレイヤーを強く弾くようになります。

『ボールスポナー』を複製する

ひとつでは簡単に避けられるギミックになってしまうので、先ほど設定を変更した『ボールスポナー』を複製して仕掛けを増やしましょう。ボールスポナーを選択し、移動ツールに切り替えます。Altキーを押しながら移動させると、オブジェクトが複製されます。

変更した設定も複製される

これを繰り返し行い、ボールスポナーを5個ほどコースに並べましょう。

実際にプレイすると、たくさんのボールが坂を転がっているのが分かります!難易度を上げたければ仕掛けを増やし、簡単にしたければボールスポナーをDeleteキーで削除して減らしましょう。

ボールがコース外に落下すると、自動で新しいボールが出現する

坂に障害物を設置する

もう少し歯ごたえのあるコースにしたい場合は、仕掛け「ピンボールバンパー」や「ピンボールフリッパー」を配置してみましょう。

ピンボールバンパーとピンボールフリッパーを配置した例

この2つの仕掛けは、ぶつかったプレイヤーを弾く仕組みになっています。ボールだけでなく、これらの仕掛けも避けつつ進むようにすることで、より刺激的なコースになってきました。

NEXT STEP >>
【STEP5-1】スタート時のカウントダウンを作る(Coming Soon…)

NEXT STEP >> 【STEP5-1】スタート時のカウントダウンを作る『UEFNを始めよう!』に戻る

関連記事

フォートナイトとUEFNがv30.30にアップデート。ジェリービーンズになって遊べる「Fall Guysの島」が制作できるようになった
2024.07.24
フォートナイトとUEFNがv30.20にアップデート。公開した島のインプレッションを確認できる「分析」タブの追加、「MetaHuman」と「Marvelous Designer」を活用したテンプレートが公開
2024.06.25
クロスシミュレーションツール「Marvelous Designer」が1年間無料で使用可能。Epic Games、UEFNクリエイターに向けてライセンスを期間限定で提供中
2024.06.25
Epic Games、UEとUEFNにおけるオーディオ技術の紹介記事を公開。メタバースのサウンド構築に使える「MetaSounds」、音楽制作ツールセット「Patchwork」なども解説
2024.06.18
フォートナイトとUEFNがv30.10にアップデート。従来のアクターとは異なるオブジェクト構成システム「Scene Graph」が実験的機能として導入
2024.06.14
Epic Gamesが開発中のプログラミング言語「Verse」って知ってる?編集部員が感じる2つの特徴「ロールバック」「非同期処理」などを解説
2024.06.12

注目記事ランキング

2024.07.20 - 2024.07.27
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

フォグ(Fog)
フォグ 「霧」を意味する英単語。3DCGにおいて、現実の霧による見た目をシミュレーションする画面効果やエフェクトを指す。代表的なものとして、カメラから遠くにあるオブジェクトの色調を変化させることで遠近感を出す手法がある。
VIEW MORE

Twitterで最新情報を
チェック!