PlayCanvas、3D Gaussian Splatting圧縮フォーマット「SOG」の仕様を公開。PLYファイルの容量を約95%削減可能

PlayCanvas、3D Gaussian Splatting圧縮フォーマット「SOG」の仕様を公開。PLYファイルの容量を約95%削減可能

2025.09.22
ツール・開発環境ニュース3DCG
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この記事の3行まとめ

  • PlayCanvas、3D Gaussian Splatting圧縮フォーマット「SOG(Spatially Ordered Gaussians)」の仕様を公開
  • 従来の「SOGS」から圧縮率などが向上。またCUDAが不要となり、WebGPUのみで使用可能に
  • 「PlayCanvas Editor」や「SuperSplat」においてもSOGがサポートされた

PlayCanvasは2025年9月17日(現地時間)、3D Gaussian Splatting(※)の圧縮フォーマット「Spatially Ordered Gaussians(SOG)の仕様を公開したと発表しました。
※ ポリゴンやボクセルなどとは異なる方法で3D空間を表現する技術。複数の静止画をもとに3Dモデルを生成でき、生成精度の高さに対して高速なレンダリングが可能

SOGは、同社が提供するオープンソースのゲームエンジン「PlayCanvas Engine」に対して2025年5月より導入されていた、3D Gaussian Splattingデータ圧縮用フォーマット「Self-Organizing Gaussians」(SOGS)の改良版にあたります

SOGSはPLYファイル約1GBを55MBに圧縮可能としていましたが、SOGではPLYファイル1GBを95%以下の42MBまで圧縮に成功

またSOGSでは圧縮の際にCUDA(※)が必要だったところ、SOGはWebGPUのみで使用可能です
※ 「Compute Unified Device Architecture」の略。GPUによる並列計算を実行するためのプラットフォーム

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SOGの仕様が公開されたことで、ほかのゲームエンジンや自作ツールなどでSOG形式の取扱が可能となりました。

なお、SOGを用いて容量を圧縮した3Dスキャンデータのサンプルシーンが同社公式ブログで公開されています。

サンプルシーンを閲覧する様子を動画化したもの(動画はPlayCanvas公式Xより引用)

そのほか、SOGファイルを「PlayCanvas Editor」にドラッグ&ドロップでインポート可能となったほか、3DCGモデルデータ編集ツールSuperSplat」がSOGをサポートしたことなどが発表されています。

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今回の発表に関する詳細はニュースリリースを、「SOG」の仕様は公式ドキュメントをご確認ください。

「PlayCanvas Open Sources SOG: The WebP of Gaussian Splatting」PlayCanvas Blog「The SOG Format」PlayCanvas公式ドキュメント

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