ヘキサドライブ、『■■ノニラヤ』開発事例を紹介した「GCC 2025」講演資料を公開。Blender上でジオメトリノードを閲覧できるサンプルも無料で入手可能

ヘキサドライブ、『■■ノニラヤ』開発事例を紹介した「GCC 2025」講演資料を公開。Blender上でジオメトリノードを閲覧できるサンプルも無料で入手可能

2025.04.23
ニュースBlenderUnity
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • ヘキサドライブ、GCC 2025で実施した講演のスライド資料を公開
  • 『■■ノニラヤ』の開発事例を語った講演。小規模開発におけるアセット制作の効率化手法などを紹介
  • スライド資料の補足として、Blenderのジオメトリノードを直接閲覧できるblendファイルを追加公開

ヘキサドライブが「GAME CREATORS CONFERENCE ’25(以下、GCC 2025)」で実施した講演『超少人数でのゲーム制作:「■■ノニラヤ」を作る工夫と未来展望』について、スライド資料およびその補足資料が公開されています。

(画像はGCC 2025公式サイトより引用)

講演で取り上げられた『■■ノニラヤ』は、同社が2025年にリリースを予定している和風ホラーゲームです。

登壇者の山口 裕也氏が主に1人で開発しているという同作。開発エンジンはUnityで、DCCツールにはBlenderを採用。アニメーションはmocopiによるモーションキャプチャーを使用しています。

『■■ノニラヤ』アナウンストレイラー

同社は2025年3月24日(月)、講演で使用した全77ページのスライド資料をドクセルにて公開しました。

小規模開発におけるアセット制作の効率化手法などを紹介した講演で、Blenderのジオメトリノードを使用したプロシージャルモデリングや、生成AIでテクスチャのプロトタイプを作成し、それをもとにアーティストがテクスチャを描き起こすことで作業時間を短縮した事例などが語られています。

(画像はスライド資料より引用)

(画像はスライド資料より引用)

また同社は2025年4月22日(火)、スライド資料に掲載していたBlenderのジオメトリノードに関するスクリーンショットが閲覧不能となったことを受け、補足としてBlender上で直接ジオメトリノードを閲覧できるblendファイル公開しました。閲覧の際はBlender 4.4以降のバージョンが必要です。

公開されたblendファイルを実際にBlender 4.4で開いた様子

スライド資料の詳細は同社のドクセルをご確認ください。

『超少人数でのゲーム制作:「■■ノニラヤ」を作る工夫と未来展望』講演資料「GCC25のスライド補足資料1」ヘキサドライブ公式note

関連記事

常に“直近N秒”のゲーム映像を記録できる。オープンソースのUnity用ライブラリ「Instant Replay for Unity」、サイバーエージェントが公開
2025.05.23
Godot専用ボーンをBlenderで作るフローを紹介。Blender Studio、「Project DogWalk」におけるリギング工程をブログ記事で解説
2025.05.21
Unity公式、「DOTS」を解説した電子書籍のUnity 6対応版を無料公開。協力型強盗FPS『Den of Wolves』での活用事例なども追加されている
2025.05.19
Unity 6で保守性・拡張性に優れたC#コードを書く手法を解説。Unity公式、日本語版電子書籍を無料で公開
2025.05.19
「Unity 6.2 Beta」リリース。従来のAIツール「Unity Muse/Sentis」は廃止され、新機能「Unity AI」に置き換わる
2025.05.16
リグ・CG専門スタジオのBACKBONE、Blenderにおけるリギングの基礎となるArmatureとBoneの解説記事を公開。Mayaとの違いや相当する機能にも言及
2025.05.15

注目記事ランキング

2025.05.17 - 2025.05.24
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ライト(Light)
ライト 3DCGにおいては、光源のことを指す。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!