この記事の3行まとめ
- CRI・ミドルウェア、「CRI Atom Profiler」をバージョン3.0.0にアップデート
- 「CRI Atom Profiler」は、ランタイムで再生されたゲーム音声のログを収集・可視化できるアプリ
- アップデートにより、取得したログからADX上で再生されたサウンドを再現できる「ログリプレイ機能」が実装
CRI・ミドルウェアは2025年4月15日(火)、「CRI Atom Profiler」の最新バージョン「3.0.0」のアップデート内容を紹介する記事を公開しました。
🍎ADX 新機能紹介第二弾!🍎
なんと保存された再生ログから"音を再現できる"ようになりました!
しかも、音色の差し替えもできちゃったり…?
これで音のデバッグが更に楽になること間違いなしでス!詳細は記事をご覧ください!
よろしくお願いしまス!!https://t.co/yrrQcop8hv— りんご@CRIWARE (@ringo_cri) April 15, 2025
「CRI Atom Profiler」は、ランタイムで再生された音声ファイル情報をログとして収集・可視化することで、ゲームサウンドのデバッグに活用できるアプリケーションです。
同アプリは従来、統合型サウンドミドルウェア「CRI ADX」(以下、ADX)のSDK「ADX SDK」内のオーサリングツール「CRI Atom Craft」に組み込まれていましたが、2024年12月に単体のアプリとして独立しています。
バージョン3.0.0では、取得したログをもとにADX上で再生されたサウンドをリプレイできる「ログリプレイ機能」が追加。ゲーム中にADX上で行われた音声の再生/停止やプロパティの変更などを再現することで、サウンドにおける不具合の原因特定に役立てられます。
また、ログの記録に使用したキューシートとは異なるキューシートを指定することも可能。同じキュー名/キューIDをもつ別のキューシートを適用することで、音を差し替えて聞こえ方を検証できます。
「CRI Atom Profiler」における「ログリプレイ機能」イメージ(画像はCRIWARE Portalより引用)
「ログリプレイ機能」実装にあたり、ログの読み込みや新規取得、リプレイの開始といった操作をボタンで実行できるトランスポートバーが追加されています。
そのほかの機能詳細に関してはCRIWARE Portalや公式マニュアルをご確認ください。
「【CRI ADX 最新機能紹介!】 プロファイラーで音をリプレイしよう【Profiler Ver.3】」CRIWARE Portal「プロファイラーログリプレイ機能」CRI・ミドルウェア公式マニュアル