リアルな風景の撮影を楽しめるUE5製シム『Lushfoil Photography Sim』、開発者のインタビュー記事がEpic Gamesのブログで公開

リアルな風景の撮影を楽しめるUE5製シム『Lushfoil Photography Sim』、開発者のインタビュー記事がEpic Gamesのブログで公開

2025.04.14
ニュース3DCGアンリアルエンジン
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • Epic Games、『Lushfoil Photography Sim』開発者のインタビュー記事を公式ブログで公開
  • リアルな風景を被写体に写真撮影を楽しめる、UE5製シミュレーションゲーム
  • 無料アセットやQuixel Megascansなどを活用して風景を制作している

Epic Gamesは2025年4月8日(火)、『ソロ デベロッパーが UE5 を駆使して Lushfoil Photography Sim のビジョンを実現』と題したインタビュー記事を、アンリアルエンジン公式ブログにて公開しました。

同記事では、『Lushfoil Photography Sim』のメインを一人で開発しているMatt Newell氏が、同タイトルにおけるフォトリアルな風景に用いた技術や工夫について解説しています。

『Lushfoil Photography Sim | ゲーム プロフィール | Unreal Engine』

『Lushfoil Photography Sim』は、Unreal Engine 5(以下、UE5)で開発されている風景撮影シミュレーションゲームです。

(画像はブログ記事より引用)

本作は、リアルな風景を再現した環境を自由に歩き回り、写真を撮影できます。現実のデジタル一眼レフカメラのように、オート/マニュアルフォーカスやシャッタースピード・絞り・ISO・ホワイトバランスなどを設定しながら撮影に臨めます。

『Lushfoil Photography Sim』のパブリッシャーは、Annapurna Interactive。発売日は2025年4月15日(火)

Newell氏はフォトリアルな自然環境を制作するにあたり、LumenやNaniteといったUE5における主力機能を利用していませんが、ディスタンス フィールドコンタクト シャドウバーチャル テクスチャリングなども活用しながら質を高めています。

また、Epic Gamesから提供されている無料アセットを利用したことで、制作にかかる時間を節約できたといいます。とくに、Quixel Megascansライブラリが無料で提供されていたことで、制作に大きなメリットがもたらされたと語っています。

記事ではほかにも、同タイトルの開発経緯やアンリアルエンジンの学習方法が掲載されています。

詳細は、ブログ記事をご確認ください。

ソロ デベロッパーが UE5 を駆使して Lushfoil Photography Sim のビジョンを実現『Lushfoil Photography Sim』Steamストアページ

関連記事

アンリアルエンジンでDLCを作成する方法を解説した記事、Epic Gamesが公開。DLCをプラグインとしてビルドする手順など
2025.05.29
UE向けゲーム開発支援AIツール「Aura」、早期アクセスが7/1に開始予定。6月開催の「Unreal Fest Orlando 2025」でツールが展示される
2025.05.28
UE5.5をNVIDIA製GPUで実行中にパフォーマンス低下・クラッシュが発生する不具合が報告。修正にはEpic Gamesが提供するパッチが必要
2025.05.27
Mayaで自動リギングを行い、UEにコントロールリグとして出力可能。オープンソースのフレームワーク「mGear 5.0」と「ueGear 1.0」がリリース
2025.05.27
アニメ調3Dキャラモデルの顔を全方向からリアルに見せる技を『GUILTY GEAR Xrd』シリーズから学ぶ。アークシステムワークスが解説動画を公開
2025.05.22
光源が大量にあっても破綻しないセルシェーディングをUE5で実現。複数光源下で起こる白飛び問題などへの対処法、スパーククリエイティブがブログ記事で解説
2025.05.22

注目記事ランキング

2025.05.25 - 2025.06.01
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ヘッドマウントディスプレイ(HMD)
ヘッドマウントディスプレイ Head Mounted Displayの略称。頭部に装着するディスプレイ装置の総称で、ゴーグルやメガネを模した形状が多い。Meta QuestやHTC Vive、PlayStaion VRなどの没入型と、HoloLensやMagic Leapなどのシースルー型に大別される。左右の目に対してわずかに異なる映像を描画することで、視差効果を利用した立体的な表現を可能にする。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!