東京ゲームショウの期間中に、パブリッシャーとのオンラインミーティングが組めるイベント「MeetToMatch The Tokyo Edition 2024」が開催されます。
MeetToMatchとは
オンラインまたは現地で、全世界のパブリッシャー、投資家、開発者とのミーティングがセットアップできるマッチメイキングサービスです。MeetToMatchはGDCやgamescomなどのイベントを始めとした、毎年世界各地で開催されている60ものゲームイベントと提携しています。日本においては2022年から「BitSummit」の開催期間と連動した取り組みを行っていましたが、今回は東京ゲームショウと合わせた開催となります。
インディーゲーム開発者にとっては、世界中のパブリッシャーとのミーティングアポ取りに使えるほか、翻訳やアート制作などの開発パートナー探しにも活用できます。
Tokyo Edition 2024は、日本の開発者であれば無償参加が可能
Tokyo Edition 2024の概要は以下の通りです。
日程:2024年9月26日~29日
場所:現地、もしくはオンライン参加
無償チケット申請:フォームより申し込み(日本の開発者限定)
MeetToMatchは通常、イベント参加チケットの特典として提供されたり、有償でアクセス権が販売されたりしています。しかし今回は、日本の開発者に幅広く使ってもらうことを目的として、申請で無償のチケットが提供されます。(※海外からのビジター開発者は無償チケットの申し込みはできません。)
また、TGS現地でのミーティングについては、専用のブースが提供されるものではないため、別途ミーティングをする場所を確保する必要があります。
まだ見ぬパブリッシャーとつながり、自分のゲームを知ってもらう機会に
インディーゲーム開発者の課題のひとつに、自分のゲーム作品に興味を持ってもらえるパブリッシャーからいかに見つけてもらうか、というものがあります。MeetToMatchは世界中のイベントで使用されている実績があり、オンラインのみの参加も可能です。
アカウントを作成して登録することで、自分からパブリッシャーに対してミーティング希望のメッセージを送信できる他、パブリッシャー側からコンタクトが来る場合もあります。
ただし、相手の企業によっては英語のやり取りが必要になります。海外のパブリッシャーにミーティングの交渉を行う場合は、英語でのコンタクトを行いましょう。また、当日のミーティングにおいて日英の通訳が必要かどうか、そのパブリッシャーが通訳をつれてきてくれそうかどうかを確認するとよいでしょう(MeetToMatch自体は通訳の機能を持ちません)。
MeetToMatchで実際にオンラインミーティングが成立しなくても、アカウントを作って登録企業を見に行くことにも意義があります。どのような会社が参加し、パブリッシングにオープンなのかを調べることができます。
今回は特別に無償チケットが日本の開発者に提供されており、良いチャンスとなっています。今はゲームが完成していない場合でも、まずは登録して企業リストを見てみることをおすすめします。