この記事の3行まとめ
2024年8月16日(金)、Epic Gamesはフォートナイトをv31.00にアップデートしました。
それに伴い、クリエイティブやUnreal Editor For Fortnite(以下、UEFN)においても、さまざまな変更が加えられました。
The Creative content browser gets a fresh new look in v31.00! Check out what else is new:
🎶 Song Sync device for Patchwork
🧍 NPC Spawner added to Sequencer
⚔️ New devices and weapons for LEGO IslandsRead more: https://t.co/iz4Kjvy5Ex pic.twitter.com/946fUz8GCf
— Fortnite Creators (@FNCreate) August 16, 2024
審査で失格になった箇所をスクリーンショットで確認できるようになった
島の公開審査で失格となった際、規約に違反している箇所のスクリーンショットが記録されるようになりました。
スクリーンショットは、クリエイターポータルの「公開リリース」タブから、失格となった理由とともに確認できます。ただし、センシティブな画像などがスクリーンショットに含まれる場合は確認できません。
音楽ゲームなどが作れる仕掛けが登場
新たな仕掛け「Patchwork 曲同期」が導入されました。レベルシーケンス上に配置したオーディオデータをほかの仕掛けのイベントと同期して再生する、インポートしたMIDIデータに基づいてPatchworkの仕掛けを起動し、演奏するなどが可能です。
これにより、音楽と照明の動きが同期するバーチャルライブや、リズムに合わせてアクションを行う音楽ゲームなどが制作できるようになりました。
レベルシーケンスやMIDIファイルとの併用を含めた「Patchwork 曲同期」の活用方法については、公式ドキュメントをご覧ください。
Verseからマテリアル内のパラメータにアクセスできるようになった
Verseのコードから、マテリアルおよびマテリアルインスタンス内のパラメータを変更できるようになりました。
UEFN上で作成したマテリアルは「Assets.digest.verse」上でクラスとして公開され、Verseからパラメータに対応する変数を変更できます。
v31.00時点で公開されるパラメータはScalarParameter、VectorParameter、TextureParameter2Dのみです。
そのほか、Verseに対しては「HUDメッセージの仕掛け」のAPIにプレイヤーを指定してUIを非表示にできる「Hide(Agent:agent)
」が追加される、「race」「sync」「rush」「spawn」ブロックにスコープが作られるようになるなどの変更も行われています。
アップデートの詳細はリリースノートをご確認ください。
31.00 フォートナイト エコシステム アップデートおよびリリースノート