フォートナイトとUEFNがv31.00にアップデート。音楽のリズムと同期したゲームが作れる仕掛けが登場

2024.08.19
ニュースクリエイティブモードフォートナイトUEFN
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この記事の3行まとめ

  • フォートナイトがv31.00にアップデート
  • 音楽と同期してイベントを送信できる仕掛け「Patchwork 曲同期」が登場
  • Verseからマテリアルのパラメータを変更できるようになった

2024年8月16日(金)、Epic Gamesフォートナイトv31.00にアップデートしました。

それに伴い、クリエイティブやUnreal Editor For Fortnite(以下、UEFN)においても、さまざまな変更が加えられました。

審査で失格になった箇所をスクリーンショットで確認できるようになった

島の公開審査で失格となった際、規約に違反している箇所のスクリーンショットが記録されるようになりました。

スクリーンショットは、クリエイターポータルの「公開リリース」タブから、失格となった理由とともに確認できます。ただし、センシティブな画像などがスクリーンショットに含まれる場合は確認できません。

音楽ゲームなどが作れる仕掛けが登場

新たな仕掛け「Patchwork 曲同期」が導入されました。レベルシーケンス上に配置したオーディオデータをほかの仕掛けのイベントと同期して再生する、インポートしたMIDIデータに基づいてPatchworkの仕掛けを起動し、演奏するなどが可能です。

これにより、音楽と照明の動きが同期するバーチャルライブや、リズムに合わせてアクションを行う音楽ゲームなどが制作できるようになりました。

リズムに合わせて弾を撃つシューティングゲームや、レーンに流れるノーツにあわせてボタンを押す音楽ゲームなどが作れる(画像はリリースノートより引用)

レベルシーケンスやMIDIファイルとの併用を含めた「Patchwork 曲同期」の活用方法については、公式ドキュメントをご覧ください。

Verseからマテリアル内のパラメータにアクセスできるようになった

Verseのコードから、マテリアルおよびマテリアルインスタンス内のパラメータを変更できるようになりました。

UEFN上で作成したマテリアルは「Assets.digest.verse」上でクラスとして公開され、Verseからパラメータに対応する変数を変更できます。

v31.00時点で公開されるパラメータはScalarParameterVectorParameterTextureParameter2Dのみです。

マテリアルと対応したクラスがAssets.digest.verseに生成される

そのほか、Verseに対しては「HUDメッセージの仕掛け」のAPIにプレイヤーを指定してUIを非表示にできる「Hide(Agent:agent)」が追加される、「race」「sync」「rush」「spawn」ブロックにスコープが作られるようになるなどの変更も行われています。

アップデートの詳細はリリースノートをご確認ください。

31.00 フォートナイト エコシステム アップデートおよびリリースノート

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