この記事の3行まとめ
トイロジックは2024年5月9日(木)、「『NieR Replicant ver.1.22474487139…』のゲームエフェクト制作におけるHoudiniの応用」と題した記事を、同社の技術開発ブログ「トイログ」にて公開しました。
同記事では、アクションRPG『NieR Replicant ver.1.22474487139…』に登場する「シャハリヤールの箱」を題材に、Houdiniを応用したエフェクト作成プロセスを紹介しています。
開発ブログ【#トイログ📝】を更新しました。
今回は『 #ニーアレプリカント v1.22 』に登場した「シャハリヤールの箱」のエフェクト制作プロセスを紹介しています。
Houdiniを使ったエフェクト制作手法に興味のある方はぜひチェックしてみてください!
▼記事はこちらhttps://t.co/4u18UooXdB
— トイロジック (@Toylogic_Inc) May 9, 2024
同記事によると、「シャハリヤールの箱」は、特殊なシェーダーやフリップブックテクスチャを使用せず、デフォルトの半透明シェーダーにUVスクロールを適応するだけで、複雑なエフェクトを実現しているとのことです。
記事中では、四角錐状の3Dモデルをねじり、Yスケールを縮小させて平面にすることで、箱の側面を作成する手法が紹介されています。
まず、四角錐状の3Dモデルを生成し、UVを作成します。その後、頂点アルファを作成し、bendノードでモデルをねじります。
その後、transformノードでYスケールを縮小し、平面状に加工します。これを2回イテレートしたものが箱の側面となります。
上記の手順で作成した箱の側面を正八面体にコピーすることで「シャハリヤールの箱」が完成します。
また、同記事内には、『NieR Replicant ver.1.22474487139…』とオンライン対戦ゲーム『Warlander』における、Houdiniの運用実績の一部をまとめた動画が掲載されています。
「シャハリヤールの箱」の作成事例に関する詳細は、トイログのブログ記事をご確認ください。
「『NieR Replicant ver.1.22474487139…』のゲームエフェクト制作におけるHoudiniの応用」トイログ