この記事の3行まとめ
Appleは2024年3月12日、携帯ゲーム機『Playdate』のゲームをSwiftで開発したサンプルとして、ソースコードをGitHub上に公開しました。
『Playdate』は、オレゴン州ポートランドに本社を置く米国のソフトウェア開発会社「Panic」が開発した携帯ゲーム機です。
76×74×9mmという掌に収まるサイズで、白黒の反射型液晶ディスプレイを搭載しています。筐体の横には手回しハンドル(クランク)が備えられており、コントローラーとして使用できます。
『Playdate』のゲームの開発には、LuaおよびC言語の公式SDKや、Playdate用のWebベースのゲーム エディター「Pulp」の他、さまざまな言語の非公式ライブラリなどを使用できます。
今回Appleは、Swiftを『Playdate』に組み込んで開発したゲームの実例として、生物シミュレーション『Conway’s Game of Life』と、ブロック崩しゲーム『Swift Break』という2種類のゲームのソースコード付きメイキングを公開しました。
一般的な使い方では『Playdate』上でSwiftアプリケーションを動かすことはできませんが、Swiftの組み込み言語モードを駆使して実装する過程などが詳細に記されています。
AppleのGitHubページでは、Swiftを『Playdate』に導入する手順や開発に必要なツールのダウンロード方法などを解説したドキュメンテーション「Swift Playdate Examples」も公開されています。
その他の詳細はSwift公式ブログをご覧ください。
「Byte-sized Swift: Building Tiny Games for the Playdate」Swift公式ブログ「swift-playdate-examples」GitHub