UnityのURPを解説した無料の公式電子書籍がアップデート。デカールや「Fullscreen Shader Graph」などのセクションを追加

2024.02.23
ニュースUnity
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この記事の3行まとめ

  • UnityのUniversal Render Pipeline(URP)について解説する無料の電子書籍が2022 LTS向けに改定
  • Built-in Render PipelineからURPへのプロジェクト移行方法を解説
  • デカールや「Fullscreen Shader Graph」などのセクションが追加されている

2024年2月20日(現地時間)、Unity Technologiesは電子書籍『Introduction to the Universal Render Pipeline for advanced Unity creators』のUnity 2022 LTS版無料で公開しました。

(画像は公式リソースページより引用)

Introduction to the Universal Render Pipeline for advanced Unity creators』は、全140ページのPDF資料です。

開発者やテクニカルアーティストなどのUnity上級者に向け、Built-in Render PipelineからUniversal Render Pipeline(以下、URPにプロジェクトを移行する方法を解説しています。加えて、ライティングやシェーダー設定、レンダラー機能の解説、最適化のテクニックなどにも触れています。

本書籍は、2022年8月に公開された同名の資料を、Unity 2022 LTSに対応するよう改定したものです。

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改定に伴い、操作手順がUnity 2022 LTS用に更新されているほか、デカールUnity 2022 LTSで新たに追加された機能「Fullscreen Shader Graph」などのセクションが追加されています。

また、本書籍に基づいたチュートリアル動画が、併せて公開されています。動画では、Unity 2022 LTSで追加されたURPの新たなサンプルプロジェクトの概要を説明しています。

『Tutorial: The URP 3D Sample – a short introduction』

本書籍は、記事執筆時点では英語版のみが公開されています。

詳細は、こちらをご確認ください。

『Introduction to the Universal Render Pipeline for advanced Unity creators (Unity 2022 LTS)』Unity公式サイト

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