「mocopi」のトークライブで、1月18日リリースのVer2.0.0の内容発表。VR機器併用時のトラッキング精度の改善や配信時などに適した上半身集中モードを実装予定

2024.01.15
ニュース周辺機器・ハードウェアVR・AR・MR
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この記事の3行まとめ

  • ソニーのモバイルモーションキャプチャーシステム「mocopi」の開発者トークライブが、YouTube Liveで行われた
  • 1月18日に予定されているver2.0.0アップデートの内容や、開発者による質疑応答を放送
  • ver2.0.0アップデートでは、VR機器併用時のトラッキング精度改善や、上半身にトラッキングを集中させるモードの追加などを予定

ソニーは2024年1月12日、モバイルモーションキャプチャーシステム「mocopi(モコピ)」の開発者によるトークライブを、YouTube Liveにて行いました。そのトークライブの中で、1月18日に行われる予定の最新アップデートver2.0.0」に関する情報公開や、開発者がライブ配信のコメントに答えるリアルタイムの質疑応答が行われています。

トークライブの模様は、YouTube Liveのアーカイブにて視聴が可能です。

YouTube動画『【#mocopi】mocopi 開発者トークライブ』

mocopiは、6個の小型・軽量なトラッキングセンサーと専用のAndroid/iOS向けアプリ『mocopi』で構成された、モバイルモーションキャプチャーシステムです。

センサーを頭部・両手首・腰・両足首に装着し、専用アプリとBluetooth接続することで、PCを使うことなくフルボディトラッキングできます。

mocopiアプリが生成したモーションデータをリアルタイムに取り込むプラグインは、記事執筆時点で、アンリアルエンジン/MotionBuilder/Unityの3種が用意されています。

また、ベータ機能として手首のセンサーを太ももに装着し、下半身の動きを重点的にトラッキングする「下半身優先モード」が公開中です。これはVR機器に付随するハンドコントローラーを併用することを想定した機能となっています。

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今回のver2.0.0では、VR機器併用時のトラッキング精度改善や、上半身を集中してトラッキングする機能追加などが行われています。

VR機器併用時のこれまでのトラッキングでは、センサーが専用アプリを通じて作成したモーションデータがVRアプリケーションに送信されていました。

今回のアップデートで、SteamVRの環境上でmocopiのモーションデータを作成できるようになりました。これにより、VR機器併用時のトラッキング精度が大幅に改善されるとのことです。

モーションデータ作成には、オープンソースのVRトラッカーシステム『SlimeVR』を使用(画像はYouTube『【#mocopi】mocopi 開発者トークライブ』より引用)

また、「下半身優先モード」の対となる「上半身集中モード」の実装も予定されています。

「上半身集中モード」では、足首のセンサーを上腕に装着することで、mocopiのみでトラッキングする際の上半身トラッキング精度を大幅に改善しています。

これまでmocopiが苦手としていた「手をゆっくりと上げる」などの動作が実現可能とのことで、ライブ配信時など、上半身のみを集中してトラッキングする場面に適した機能となっています。

「上半身集中モード」について(画像はYouTube『【#mocopi】mocopi 開発者トークライブ』より引用)

また、スマートフォンのカメラで撮影した写真から3Dアバターを作成できる『Avaturn』と連携し、スマートフォンにダウンロードした『Avaturn』のアバターをmocopiで利用できるようになります。その他、データ保存時の挙動変更など、さまざまなアップデートが予定されています。

写真から作成したアバターをmocopiで利用できるように(画像はYouTube『【#mocopi】mocopi 開発者トークライブ』より引用)

トークライブでは、YouTube Liveのコメントに開発者がリアルタイムで答える、質疑応答の時間も設けられました。

質疑応答には、mocopi 事業部長の相見氏、ソフトウェア開発責任者 あきら氏、事業開発 南氏の3人が登場し、今回のアップデート内容を踏まえた実際の応用例や、mocopi利用時のキャリブレーションにおけるトラブルなど多くの質問に回答しています。

詳しい情報は、YouTube Liveのアーカイブをご確認ください。

YouTube Liveアーカイブ『【#mocopi】mocopi 開発者トークライブ』「mocopi」公式サイト

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