多くのUnityゲーム開発者に活用されているビジュアルノベルツール宴が、メジャーアップデートして宴4になりました。
宴4の新機能・変更点(抜粋)
本記事では新機能・変更点について、抜粋してご紹介します。すべての情報は公式のリリースノートをご覧ください。
AssemblyDefinitionFilesへ対応
宴のエディタ部分のプログラムについて整理が行われました。アセットストアのガイドライン変更に伴い、サンプルのソースコードにもnamespaceが使用されるようになったということです。これによりサンプルをより組み込みしやすくなりました。
TextMeshProへの正式対応
日本語、簡体字、繁体字、ハングルに対応したNotoSansフォントを標準で組み込み、TextMeshProを使用したローカライズ対応が実装されました。
UIデザインの一新
新規作成時のテンプレートUIが一新され、TextMeshProに完全対応した16:9画面となりました。プロジェクト作成時に新UI(TextMeshPro版)とレガシー版(レガシーText版)を選択可能です。
レンダーパイプライン変更への対応
将来的なURP対応のため、イメージエフェクトやフェード処理などのレンダーパイプラインに関わる部分の拡張がしやすくなりました。この機能に関するドキュメントとプラグインは後日公開の予定です。
購入したユーザーの皆さんからは特にUIの刷新が好評のようです。
みなさま宴4のご購入ありがとうございます。
特にUIを刷新したのが評判良かったようです。
ありがとうございます。 #Unity宴— マッドネスラボ (@rodostw) December 7, 2023
6年ぶりのメジャーアップデートということで、Unity周りの仕様に宴が対応してきた印象です。今後URPに関連する機能も使用できるようになるということから、演出表現の幅も大きく広がるのではないでしょうか。今後のアップデートにも注目です。
宴の購入(AssetStore)はこちらです。
宴の購入(BOOTH)はこちらです。
宴4の公式のリリースノートはこちらです。