ゲームプログラミング向けOSSライブラリ「raylib」がバージョン5.0をリリース。プラットフォームの追加・改修を容易にするアップデートなど

ゲームプログラミング向けOSSライブラリ「raylib」がバージョン5.0をリリース。プラットフォームの追加・改修を容易にするアップデートなど

2023.12.12
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この記事の3行まとめ

  • ゲームプログラミング向けOSSライブラリ「raylib」がバージョン5.0をリリース
  • 「rcore」がプラットフォーム毎に分割され、各プラットフォームごとの改修がしやすくなった
  • 疑似乱数ジェネレーター「rprand」やスプライン描画APIなどが追加

raylibのバージョン5.0が公開され、大型なアップデートが行われました。

raylibは、自己完結型のモジュールで構成されたゲームのプログラミング向けOSSライブラリで、シンプルで導入しやすい点が特徴です。直近では2021年に Google Open Source Peer Bonusを受賞、2020年にEpic MegaGrantsを受賞するなどの評価を受けています。

現在は、WindowsMacOSのほか、AndroidRaspberry Piなどのコンパイルをサポート。

モジュールは、ウィンドウ/インプットなどを管理する「rcore」や、グラフィック API (OpenGL)ラッパーである「rlgl」、フォントの読み込みやテキストの描画を行う「rtext」、オーディオデバイスの管理とサウンド再生などを扱う「raudio」など、グラフィック描画のほかテキスト、オーディオと幅広い範囲を扱っています。

公式サイトでは用意されたサンプルプログラムゲーム用テンプレートが用意されているため、こちらもご覧ください。

サンプルプログラムはcore/shapes/textures/text/models/shaders/audioの7ジャンルでフィルタリングできる。各サンプルには難易度の表示も

バージョン5.0では大規模なアップデートが行われました。

まず、「rcore」がプラットフォーム毎に分割され各プラットフォームごとの改修がしやすくなりました。これにより、新たなプラットフォームの追加も簡素に行えるようになりました。

また、新たにサポートされるプラットフォームとして、Nintendo Switchが追加されました。Nintendo Switch用ライブラリは、ライセンス制限によってオープンソース化を禁止されています。

raylibのアーキテクチャ(画像は公式サイトより引用)

ほかにも、スプラインを描画するAPI擬似乱数ジェネレーター「rprand」の実装、Automation Events System APIの更新などが行われています。

詳しい情報はGitHubリリースノートチェンジログをご確認ください。

「raylib v5.0」リリースノート(GitHub)raylib 公式サイト

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