この記事の3行まとめ
raylibのバージョン5.0が公開され、大型なアップデートが行われました。
Hey! After 10 years of development, I'm pleased to announce #raylib 5.0! Biggest update ever! 🚀
– Webpage: https://t.co/prdSZUkghT
– Release details: https://t.co/Wl6OdNzmj3
– Discord Community: https://t.co/YojL0ogs13
Enjoy programming! 😄 pic.twitter.com/fnpn8voLxL
— Ray (@raysan5) November 18, 2023
Hey! After 10 years of development, I'm pleased to announce #raylib 5.0! Biggest update ever! 🚀
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– Discord Community: https://t.co/YojL0ogs13
Enjoy programming! 😄 pic.twitter.com/fnpn8voLxL
— Ray (@raysan5) November 18, 2023
raylibは、自己完結型のモジュールで構成されたゲームのプログラミング向けOSSライブラリで、シンプルで導入しやすい点が特徴です。直近では2021年に Google Open Source Peer Bonusを受賞、2020年にEpic MegaGrantsを受賞するなどの評価を受けています。
現在は、WindowsやMacOSのほか、AndroidやRaspberry Piなどのコンパイルをサポート。
モジュールは、ウィンドウ/インプットなどを管理する「rcore」や、グラフィック API (OpenGL)ラッパーである「rlgl」、フォントの読み込みやテキストの描画を行う「rtext」、オーディオデバイスの管理とサウンド再生などを扱う「raudio」など、グラフィック描画のほかテキスト、オーディオと幅広い範囲を扱っています。
公式サイトでは用意されたサンプルプログラムやゲーム用テンプレートが用意されているため、こちらもご覧ください。
バージョン5.0では大規模なアップデートが行われました。
まず、「rcore」がプラットフォーム毎に分割され、各プラットフォームごとの改修がしやすくなりました。これにより、新たなプラットフォームの追加も簡素に行えるようになりました。
また、新たにサポートされるプラットフォームとして、Nintendo Switchが追加されました。Nintendo Switch用ライブラリは、ライセンス制限によってオープンソース化を禁止されています。
ほかにも、スプラインを描画するAPIや擬似乱数ジェネレーター「rprand」の実装、Automation Events System APIの更新などが行われています。
詳しい情報はGitHubのリリースノートやチェンジログをご確認ください。
「raylib v5.0」リリースノート(GitHub)raylib 公式サイト