Unityの人気技術書「Unityバイブル」、年2回の定期刊として登場。8月発売の「R5夏号」では、ゲームのクオリティを高めるためのノウハウを特集

2023.08.07
ニュースUnity
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

株式会社ボーンデジタルより販売されている「Unityバイブル」シリーズが、年2回の定期刊になりました。定期刊としての一冊目は8月29日に発売されます。

これまでカテゴリに別に刊行されていたUnityバイブルシリーズですが、定期刊になってもボリュームたっぷりです。

特集:ゲームのクオリティをアップグレード!
いつもの作り方に慣れてしまっていませんか?1ランク上のゲーム作りを目指すためのノウハウを大公開

【特集記事】
・高品質なグラフィックスを表現するためのUniversal RPの各種機能の解説
・Shader Graphの基本操作から発展的なテクニックまで
・Timelineを利用してリッチな演出を作成する手順や考え方
・Photon Fusionによるリアルタイムネットワークゲーム
・Unity Localizationを利用したシンプルな多言語化

【一般記事】
・ゲームプレイの自動テスト
・Unity開発を効率的にする.NET向けIDE「JetBrains Rider」の活用
・Editor拡張で作業効率を上げよう
・すぐに使えるゲームサウンド演出
・VRアプリケーションにおけるVRMアバターの導入

https://www.amazon.co.jp/dp/4862465684

テーマ構成について

本書は「10名の著者による至極の10テーマ」で構成されています。ページ数は304ページにも渡るということなので、各テーマの掘り下げにも期待したいです。定期刊になったことにより、カテゴリ問わずそのときのトレンドが特集されると予想されるので、Unityに関するノウハウのインプットができるでしょう。

本書のターゲット

インディーゲーム開発者においては、プログラミングだけでなくグラフィックやサウンドも一人で、もしくは少人数で開発しているというプロジェクトが少なくありません。本書はそういった方々にオススメで、ゲーム開発における全体的な知識のバージョンアップに最適です。またゲーム業界経験の無い開発者の方にとっても、新しく知見を広げるチャンスとなります。

これからUnityを学習しよう、という方が初めて読むには少しハードルが高いかもしれません。入門書と合わせて読み進めていくのをお勧めします。

UnityバイブルR5夏号は Amazon ほか、各書店で購入いただけます。

『Unityバイブル R5夏号』Amazon.co.jpページ

本記事はIndieGamesJp.devとのメディア提携により掲載しています。

元記事URL:https://indiegamesjp.dev/?p=7993

関連記事

Razer、UEやUnityに対応したゲーム開発SDK「WYVRN」を発表。QAを効率化するAIツールやハプティクス技術などを統合
2025.04.01
ライティングの影響で見た目が変わる爆風エフェクトや、ゲーム背景の画作りのテクニックなど。Unityによる映像制作のコツを解説した記事2本、Aimingが公開
2025.03.25
Unity 6.1は4月リリース。Meta Quest対応やWebGPU正式サポートなど、今後のロードマップが語られた「GDC 2025」講演アーカイブが公開中
2025.03.22
「Unity ゲーミングレポート 2025」が無料で公開。Unityで開発する約500万人のデータなどを分析し、AI活用・モバイルゲーム開発の動向などをレポート
2025.03.19
『PLATEAU SDK for Unity GIS Sample』、v1.3.0にアップデート。歩行者・自動車の視点で街を散策できるモードなどが搭載
2025.03.18
ノードベースのビヘイビアツリーをUnity 6の新機能「Unity Behavior」で実装。テクロスが解説記事を公開
2025.03.17

注目記事ランキング

2025.03.26 - 2025.04.02
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ローカル座標
ローカルザヒョウ 各オブジェクトの原点を基点とした座標系における、特定の一点を示した座標。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!