GREE、Unity向けアニメーション圧縮スクリプト『MuscleCompressor』を無料でリリース。.animではなくMuscleを使ってデータサイズを軽量化

2023.08.01
ニュースUnity
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この記事の3行まとめ

  • Unity向けアニメーション圧縮スクリプト『MuscleCompressor』がリリース
  • Humanoidを使ったアニメーションを軽量化する
  • OSSとしてリリース。GitHubにて配信中

GREEは、Unity向けアニメーション圧縮スクリプト『MuscleCompressor』を、GitHubにてOSS(オープンソースソフトウェア)としてリリースしました。

MuscleCompressorは、UnityHumanoidを使ったアニメーションは、一般的に.anim形式で外部保存・読み出しされますが、今回のスクリプトではMuscleが使われています。

60fpsで記録した1分間のHumanoidのデータサイズ比較では、MuscleCompressorのフォーマットは既存のフォーマットより大幅に軽量化されたことを示しています。

.animと比較すると、MuscleCompressorを利用することでデータサイズは96%圧縮されたという(画像はGitHubより引用)

動作環境は以下の通り。

  • Unity 2021.3.19f1
  • Oculus Integration 53.1 (別途インポート必要)
  • Final IK (別途インポート必要)
  • Windows 10 x64
  • Meta Quest 2

モーションをランタイムに呼び出し、シーンのアバターに適用している(動画はGitHubより引用)

VR機器装着時の動きをキャプチャしている(動画はGitHubより引用)

MuscleCompressorの使用方法など、詳細はこちらをご確認ください。

gree / MuscleCompressor|GitHub

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