この記事の3行まとめ
Wonder Dynamicsは、公式Twitter上で、実写映像を基にCG映像を生成する同社開発のAIツール『Wonder Studio』が誰でも利用できるようになりました。
『Wonder Studio』は、撮影した実写の映像から人物を検出して、背景や指定した3DCGキャラクターに置き換えられるWebベースのAIツールです。
3DCGキャラクターには、モーションキャプチャーによる身体や表情のアニメーションが反映されるほか、背景に基づくライティングが適用されます。加えて、人物にはタグ付けがされ、シーンが変わっても人物と対応するキャラクターが正しく置き換えられます。
エクスポートは動画のほか、Blenderのシーンデータ、モーションキャプチャーデータなどにも対応しています。
記事執筆時点(2023年7月3日)で、アカウントの作成のみでベータ版の利用が開始できることが編集部で確認できました。
『Wonder Studio』は無料でも使用可能です。無料プランでは、人物と置き換えられるのはサンプルとして用意された3DCGキャラクターのみ、エクスポートは動画のみなどの制限があります。
個人用の有料プランには「LITEプラン(月額29ドル)」と「PROプラン(月額149ドル)」があり、年間契約であれば約15%オフの価格で契約できます。
なお、記事執筆時点では期間限定で利用価格の割引が行われています。
詳細は『Wonder Studio』公式サイトをご確認ください。
Wonder Dynamics公式サイト