『Adobe Firefly』のジェネレーティブAIも無料で使用可能な『Adobe Express』の最新ベータ版が登場

2023.06.14
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この記事の3行まとめ

  • 『Adobe Express』の最新バージョン(ベータ版)が登場
  • 『Adobe Firefly』のジェネレーティブAIや『Adobe Stock』のロイヤリティーフリー画像・動画・音楽・フォントも無料で使用可能
  • 最新ベータ版を使うには『Adobe Creative Cloud』のデスクトップアプリケーションなどからアクセス

『Adobe Express』の最新バージョン(ベータ版)が登場(※)しました。『Adobe Express』は無料~月額1,078円で使えるオンラインデザインツールで、テンプレートを使用してInstagramコンテンツ・チラシ・TikTok動画・ロゴ・ポスター・チラシ・バナー・名刺などを直感的な操作で作成できます。

※ リンク先は現在、デスクトップ版のみ動作します。また、Adobeのアカウントのログインが必要です

今回リリースされたベータ版で『Adobe Firefly』のジェネレーティブAIを使用できるようになりました。

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メディアパネル内にある「テキストで画像生成」では、テキストを入力するとAIがそれに応じた画像を生成します。正方形(1:1)・横(4.3)・縦(3:4)・ワイドスクリーン(16:9)から画像サイズを選択できるほか、コンテンツのタイプも指定が可能です。

テキストパネル内の「テキストを追加」>「テキスト効果」からは入力されたテクスチャや素材を使ったをテキストをAIが生成(※)します。

※ 記事執筆時点では英語のみ対応

「テキストで画像生成」の画面。写真かグラフィックかだけでなく、画像のテイストも選択可能

「テキスト効果」の画面。フォントそのものも12種類のうちから選べる

また、動画、複数ページのテンプレートやデザイン素材も追加されました。

動画およびデザイン対応のテンプレート、ロイヤリティーフリーの『Adobe Stock』画像、動画とオーディオアセット、アイコンや背景、22,000種類におよぶフォントなど約2億のアセットが利用できる、とAdobeは述べています。

Adobe Express (beta), The Fast, Easy and Fun, All-In-One App

『Adobe Express』の最新ベータ版を使うには、こちらのリンクからアクセスが可能です。

詳しくは、Adobe Express 公式ブログまたはTwitterのAdobe Express の日本公式アカウントをご確認ください。

Adobe Express (Beta)『素早く手軽に楽しく使えるオールインワンの編集アプリ「Adobe Express」がさらに充実してバージョンアップ』Adobe Express 公式ブログAdobe Express 日本公式アカウント

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