この記事の3行まとめ
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、PlayStation VR2向けのグラフィックと入力に関する技術の紹介やUnityでの対応状況などを、Unityブログにて公開しました。
Unity 2021 LTS以降で PlayStation VR2プラットフォーム向けの開発を行うことが可能です。また、周辺視野の画質を低下させることで GPU のパフォーマンスを向上させる「フォービエイテッドレンダリング」を行うにはUnity 2022.2以降が必要です。https://t.co/6VjQ42WKGm
— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン (@unity_japan) February 27, 2023
Unity 2021 LTS以降で PlayStation VR2プラットフォーム向けの開発を行うことが可能です。また、周辺視野の画質を低下させることで GPU のパフォーマンスを向上させる「フォービエイテッドレンダリング」を行うにはUnity 2022.2以降が必要です。https://t.co/6VjQ42WKGm
— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン (@unity_japan) February 27, 2023
ブログ記事では、PlayStation VR2(以下、PS VR2)の技術「フォービエイテッド(フォビエート)レンダリング」と「アイトラッキング」をピックアップし、紹介しています。
「フォービエイテッドレンダリング」は、視野の外側ほど低解像度でレンダリングし、知覚上のグラフィック品質を保ちつつパフォーマンスを向上させる技術です。人間の視覚の特性上、鮮明に認識できるのは視野の中心であるため、視線の先の領域のみを高解像度にすることで効率的にレンダリングを行います。
視線を検知する「アイトラッキング」技術は、フォービエイテッドレンダリングの正確性向上に寄与するほか、視線やまばたきによるインタラクション要素をゲームに取り入れることを可能にします。
ブログ記事では、ほとんどのVR開発者に対してURPの使用を推奨しており、フォービエイテッドレンダーなどは当面の間、URPでしか使えないと説明しています。
また、PS VR2向けのゲーム開発が可能なUnityのバージョンはUnity 2021 LTS以降で、フォービエイテッドレンダリングの使用にはUnity 2022.2以降が必要です。
そのほかにも同記事では、ハプティックフィードバックを備えた『PS VR2 Senseコントローラー』をUnityで利用する方法なども紹介されています。
詳細は、Unityブログの『PS5 で実現する次世代 VR ゲーム』をご確認ください。
PS5 で実現する次世代 VR ゲーム「PlayStation VR2」製品ページ