この記事の3行まとめ
2022年12月25日、Unreal Engine(以下、UE)の知見を25日間にわたって毎日共有する「Unreal Engine (UE) Advent Calendar 2022」が終了し、80本以上の記事が公開されました。本記事では、同アドベントカレンダーから編集部が注目した記事を紹介します。
UnrealEngine(4でも5でも可)のマテリアルでFF5のリクイドフレイムみたいな効果を作る
『ファイナルファンタジーV』に登場する炎のボス「リクイドフレイム」のように、2Dでメラメラと燃える視覚効果とブレンドによる形状変化をマテリアルで実装する方法が解説されています。
UnrealEngine(4でも5でも可)のマテリアルでFF5のリクイドフレイムみたいな効果を作るすこし厳しい Blueprint 入門
プログラミング言語としてのブループリントの特性から、その背後にあるBlueprint VM、内部的なC++との連携について解説されています。この記事の知識が無くてもブループリントは利用できますが、内部挙動を詳しく知りたい人にオススメです。
すこし厳しい Blueprint 入門UEのPCゲーム対応について
UEでPCゲームを製品クオリティでリリースするために必要な対応を解説。解像度やスクリーンモード、スケーラビリティ、チート対策、コントローラー対応など、必要な対応は多岐にわたります。同記事は、解説編と実践編に分けて解説されています。
UEのPCゲーム対応について【UE5】WorldPartitionのDataLayerについてあれやらこれやら【★★】
UE5から実装されたオープンワールド用に作られたオブジェクトスクリーミング機能「World Partition」と、それに付随する機能「データレイヤー」の解説記事です。実際のプロジェクトを触れながら、データレイヤーによるストリーミングの仕組みやUE5.1での変更点などについても説明されています。
【UE5】WorldPartitionのDataLayerについてあれやらこれやら【★★】UE5 Matrix Demo エージェント死亡表現の再現 – NiagaraでScreen Spaceパーティクル発生
UE5の技術デモ『The Matrix Awakens: An Unreal Engine 5 Experience』でエージェントが崩壊するディゾルブ表現を、State of Unreal 2022での講演解説をもとに再現した記事です。同じ仕組みを使ったさまざまなディゾルブ表現のバリエーションも紹介されています。
UE5 Matrix Demo エージェント死亡表現の再現 – NiagaraでScreen Spaceパーティクル発生分解エフェクト normal vs position
内積を使うと汎用性が高まる#UE4 pic.twitter.com/2ro05MzMCC— HeyYo (@yo_hanashima) May 18, 2020
Gameplay Ability Systemを使ったベルトスクロールアクション風サンプル
UEの「ゲームプレイ アビリティ システム」を使用したベルトスクロールアクション風プロジェクト。コンボシステムや多彩な攻撃、簡易な敵制御、アイテムなどゲームによく登場する要素がまとめられており、すべてブループリントで実装されています。
Gameplay Ability Systemを使ったベルトスクロールアクション風サンプル#UE5 #UE5Study
Unreal Engine (UE) Advent Calendar 2022 の記事として、「Gameplay Ability Systemを使ったベルトスクロールアクション風サンプル」を公開致しました。https://t.co/zZxkmluKJ1全体で72KBですので、お気軽にお試し下さい。
どなたかの一助となれれば幸いです。 pic.twitter.com/fsDXTjb6z2— 恒吉星光 (@seiko_dev) December 24, 2022
また、以前紹介したエピック ゲームズ ジャパン岡田氏による「【UE5】UE5のアニメーションに関する新機能をサクッと試せるサンプルを公開しました!」もオススメです。
このほかにもUEに関するさまざまな解説、実例、レポート、チュートリアル、サンプルなどの知見がアドベントカレンダーの記事として公開されています。
ここで紹介した記事などは、アドベントカレンダーからご確認ください。
Unreal Engine (UE) Advent Calendar 2022