『Unity 2022.2 TECH ストリーム』が公開。ECS for UnityやNetcode for GameObjects、エディタツール群に関するアップデート

『Unity 2022.2 TECH ストリーム』が公開。ECS for UnityやNetcode for GameObjects、エディタツール群に関するアップデート

2022.12.09
ニュースUnity
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この記事の3行まとめ

  • 『Unity 2022.2 TECH ストリーム』がリリース。ハイライトを紹介する記事がUnityブログで公開
  • ECS for Unity、Netcode for GameObjectsなど注目の機能を多数紹介
  • プレハブアセットをプレハブインスタンスへ置き換える機能、UI ToolkitやUnity XR Interaction toolkitについての紹介も

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、『Unity 2022.2 TECH ストリーム』を新たに公開したことを発表しました。リリースの発表に併せて、『Unity 2022.2 TECH ストリーム』のハイライトを紹介する記事がUnityブログで公開されています。

TECH ストリームUnityの提案するリリースプランの1つで、現時点での最新機能を実際に使用できることが特徴です。2023年にはこれらのフィードバックを踏まえたUnity 2022 LTSLong Term Support)(※)が提供される予定です。

※ Unityが提供するリリースプランの1つ。リリース後2年間のサポートが保証され、機能も十分に検証されているため、安定した環境でのゲーム開発が可能になる。最新版は2022年4月に公開されたUnity 2021 LTS

Unityブログでは『Unity 2022.2 TECH ストリーム』の公開に伴い、複数の注目機能が紹介されています。

データ指向のフレームワークであるECS for Unityを使用したアドベンチャーゲーム『V Rising』(画像はUnityブログより引用)

Ship of Fools』はUnity用のネットワーキングライブラリ「Netcode for GameObjects」を使って作られた作品(画像はUnityブログより引用)

メモリ配置を考慮したデータ指向フレームワークECS(Entity Component System) for Unityのサポートや、 マルチプレイヤーに焦点を当てたネットワーキングライブラリ「Netcode for GameObjects」が追加されました。

この他にも、プレハブアセットをプレハブインスタンスへ置き換える機能、UI ToolkitUnity XR Interaction toolkitの拡張などについて紹介されています。なお、『Unity 2022.2 TECH ストリーム』は既にUnity Hubよりダウンロード可能です。

詳細な情報は、Unityブログおよびリリースノートをご確認ください。

Unityブログ『Unity 2022.2 TECH ストリーム』『Unity 2022.2 TECH ストリーム』リリースノート

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