『MetaHuman』技術的背景やフェイスリグ開発における課題や解決方法をまとめた新たなホワイトペーパーが公開

2022.05.14
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この記事の3行まとめ

  • MetaHuman Creatorの技術的背景についての解説資料が公開
  • LOD切り替え時のデータを最小限にする方法や、過度に変形した表情を補正する方法などを解説
  • 30fps以上の速度で安定した動作をする軽量なフェイシャルリグなど課題解決に向けた取り組みも紹介

公開されたホワイトペーパー「RIG LOGIC RUNTIME EVALUATION OF METAHUMAN FACE RIGS」

2022年5月5日、MetaHuman Creatorで使用しているフェイスリグのホワイトペーパー「RIG LOGIC RUNTIME EVALUATION OF METAHUMAN FACE RIGS」UnrealEngine公式より公開されました。

フェイスリグに関する用語の説明やバックエンドの解説が丁寧に行われており、実際の開発における課題や解決方法も説明されています。

The challenge of real-time facial rig evaluation」では、本物に限りなく近い表情を30FPS以上の速度で実現することが課題となっていたことや、異なるキャラクター間でフェイスリグを再利用できる仕組みを開発したことなどが書かれています。

この他にも、LOD切り替え時のデータの浪費を最小限にする方法や、過度に変形した表情を補正する方法など用いられた技術を知ることができます。

MetaHuman Creator

MetaHuman Creator 公式サイトより引用

MetaHuman Creatorは、誰でも簡単にフォトリアルな人物を作成できるアプリケーションです。今回紹介したフェイスリグや、髪の毛などを調整してオリジナルの人物を作成することが可能で、完全にリギングされているためUnrealEngineでのアニメーション実装も容易です。

「RIG LOGIC RUNTIME EVALUATION OF METAHUMAN FACE RIGS」公開記事MetaHuman Creator 公式サイト

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