前回、コースから落下したプレイヤーはリスポーンする仕組みを作りました。このSTEPでは、その仕組みを改良します。リスポーンのたびに上空からダイブしていては大変なので、スタート地点とチェックポイントを設定しましょう。
「プレイヤースポナー」でスタート地点を指定する
まずは、プレイヤーのスタート地点を設定する仕掛け『プレイヤースポナー』をステージに配置します。コンテンツドロワーから、「Devices」フォルダにある『プレイヤースポナー』をスタート地点に配置しましょう。
置くだけでスタート地点の指定は完了です。プレイして、置いた場所からプレイヤーがスタートすることを確かめましょう。
「プレイヤーチェックポイントパッド」でチェックポイントを設定する
続いて、通過したらリスポーン地点を更新するチェックポイントを作りましょう。『プレイヤーチェックポイントパッド』はその名の通り、プレイヤーのチェックポイントとなる仕掛けです。
先ほどと同様に、『プレイヤーチェックポイントパッド』をチェックポイントにあたる場所に置きましょう。複数置いても構いません。プレイヤーは最後に踏んだ『プレイヤーチェックポイントパッド』からリスポーンするようになっています。
プレイして確かめてみましょう。『プレイヤーチェックポイントパッド』を踏むと、リスポーン地点が更新されていることがわかります。
これで、プレイヤーがリスポーンする仕組みが完成しました。チェックポイントは一定間隔ごとに置くのではなく、コース上の難所に挑む手前に配置するなど、コースの構造を見ながら工夫できると良いでしょう。
NEXT STEP >> 【STEP4-3】仕掛けを使って「坂を転がるボールのギミック」を組み込む『UEFNを始めよう!』に戻る関連記事



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ローパスフィルター(Low-Pass Filter)
- 電気信号のうち、指定した周波数(カットオフ周波数)以下の信号を通し、それより上を大きく低減させるフィルター。
- ゲーム開発において、基本的にはサウンド用語として用いられる。例として、特定のセリフをローパスフィルターによってくぐもった音に加工することで、隣の部屋や遮蔽物の後ろで話しているかのような表現を行うことができる。
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