この記事の3行まとめ
- Unity Technologiesが「Unity AI Beta 2026」を2026年1月13日(現地時間)に公開
- 指示を解析しタスクを自動実行する「Agent」モードや、3Dアセット、UI Toolkit生成機能を搭載
- 利用にはUnity 6.3以上が必要。旧2025年版ベータは終了し、新版への移行が必要となる
Unity Technologiesは2026年1月13日(現地時間)、ゲーム開発向けAIツール群の最新版「Unity AI Beta 2026」をリリースしたことを、Unity公式サイトのコミュニティフォーラムで発表しました。
現在、公式ページの申請フォームからテスト参加を受付中で、応募には個人名や企業情報などの入力が必要です。
(画像はUnity AI 公式ページより引用)
Unity AIは、生成AIを活用したUnity Editor上で動作する開発支援ツールです。コーディングからデバッグ、アセット制作など、開発工程の様々な側面を支援することを目的としています。
今回発表された「Unity AI Beta 2026」では、ユーザーの質問に回答する「AI Assistant」に新たに「Ask」「Agent」の2モードが実装されました。「Ask」が従来の対話形式での情報提供を行うのに対し、「Agent」はユーザーのプロンプトに応じて、エディタ内で具体的なタスクを実行します。
これらを可能にするのが、「Orchestration(オーケストレーション)」と呼ばれる機能です。 Orchestrationは、複雑な要求を複数のステップに分解し、最適なツールや個別エージェントに指示を割り振ることで、大規模なアクションの実行をサポートします。
その他にも、キャプチャーデータを分析した最適化の提案、コード生成の安全性の向上、ビジョンモデルを採用したシーンの画像分析といった、新たな機能が提供されます。
Unity AIを利用したコード生成(画像はUnity AI公式ページより引用)
また、アセット生成機能である「Asset Generator」の機能も拡充されています。
テキストや参照画像から、プロップやキャラクターなどの3Dメッシュを生成する「3D Model Generator」、テキストベースの指示からUXMLやUSSを含むUIレイアウトを構築する「UI Toolkit layouts」など、新たにUnity AIで生成できるアセットタイプが追加されています。
今回の更新に伴い、従来のテスト版に当たる「2025 Beta」は2026年1月12日(現地時間)をもって終了しました。 旧バージョンで使用していたポイントは引き継がれず、新ベータでのみ新たなポイントが利用可能となります。
なお、「Unity AI Beta 2026」を利用可能な環境はUnity 6.3以上に限定されています。 既存の成果物や会話履歴には引き続きアクセス可能ですが、新規生成には最新環境への移行が必須となります。
また、Unity AI Betaはテスト用プロジェクトでの利用に限定されており、商用・非商用のどちらも本番環境での利用は不可となっています。
詳細は、Unity公式サイトのDiscussionフォーラム、及びUnity AI公式ページをご確認ください
Unity AI Beta 2026 is here! | Unity DiscussionsUnity AI 公式ページ