この記事の3行まとめ
- Unity製ゲームで「Discord Social SDK」を使う方法を学習できるプログラム(コース)、Webサイト「Unity Learn」で公開
- 「Discord Social SDK」は、Discordのソーシャル機能を自作ゲームに直接組み込める、Discord公式のSDK
- SDKはUnity 2021以降をサポートし、各バージョンにおけるコースが用意。なお記事執筆時点、コースは英語版のみ公開中
Unity Technologiesは2025年11月14日(現地時間)、Unity製ゲームで「Discord Social SDK」を活用する方法を解説したコース(学習プログラム)を、「Unity Learn」(※)で公開したことを発表しました。
※ Unity Technologiesが運営するWebサイト。Unityの使用方法などを学べるチュートリアルやコースといったコンテンツが提供されている
Unity ゲームに Discord の強力なソーシャル機能を追加しよう👾
Unity Learn の新コース「Getting started with Discord Social SDK for… pic.twitter.com/CvvVMVVoum— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン (@unity_japan) November 17, 2025
「Discord Social SDK」は、Discordのソーシャル機能をゲームに直接組み込み、ゲーム内でのフレンドリストの確認・ゲームへの招待などの機能を実装できる、Discord公式のSDKです。
C++、アンリアルエンジン、Unity製ゲームで利用可能。WindowsとmacOSに対応しているほか、一部コンソールやモバイル環境でも実験的に使用できます。
Unityの対応バージョンに関しては、記事執筆時点においてUnity 2021からUnity 6.3をサポートしています。
このたび公開されたコースでは、SDKのセットアップや、OAuth2.0を用いたアカウント認証の実装、フレンドリストやロビー管理といった機能の実装など、SDKの活用方法について幅広く学習できます。
Unity 2021からUnity 6.3まで、各バージョンにおけるコースが提供中。なお記事執筆時点、コースは英語版のみが公開されています。
(画像はUnity Learnのコースより引用)
併せて、チュートリアルの概要を紹介したUnity公式ブログやYouTube動画が公開されています。
また公式ブログ記事では、SDKを導入したUnity製ゲームとして『Rust』や『7 Days to Die』など4タイトルの事例を紹介しています。
紹介タイトルの一部については、SDK導入事例の詳細を語ったYouTube動画が公開されている。
こちらの動画では、Facepunch Studiosが開発した『Rust』の事例を取り上げている
コースの詳細は、Unity Learnをご確認ください。
新しいUnity Learnコース:Unity用のDiscord SDKの使い方