この記事の3行まとめ
- TRPGサポートツール「Multiverse Designer」、早期アクセス版が2025年の第2四半期中にリリース予定
- 多彩なジャンルに対応したアセットを利用し、TRPGの舞台を作成できる
- 作成したマップを利用してオンラインでマルチプレイが可能
Toopan Gamesは2025年5月12日(現地時間)、TRPG向けのサポートツール「Multiverse Designer」の早期アクセス版を、2025年の第2四半期中(6月末まで)にSteamで配信予定であることを発表しました。
本ツールそのものは機能を制限した無料版として提供され、すべての機能を利用するには有料DLCとして別途購入する必要があります。
『Multiverse Designer is coming to Steam Early Access on Late Q2!』
「Multiverse Designer」は、TRPGのシーンやマップ、キャラクター、キャラクターシートやルールセットなどの作成、そしてオンラインプレイをサポートしてくれるツールです。
(画像はSteamストアページより引用)
本ツールは、TRPGの舞台となるマップやシーンをマウス操作で作成可能。ファンタジー・現代風・サイバーパンクなど多様なジャンルに対応した建物・プロップ・キャラクターのアセットが約10,000点用意されているのも特徴です。
(画像はSteamストアページより引用)
早期アクセス版のリリース後は、「Asset Spawner」と呼ばれるマップのプロシージャル生成機能の実装が予定されており、広大なマップを手早く作成できるようになるとしています。
(画像はSteamストアページより引用)
本作で作成したマップをTRPGの舞台として利用し、オンラインのTRPGセッションを行うこともできます。ダイスロール、キャラクターシートなど、TRPGに必要な要素も「Multiverse Designer」に搭載されています。
キャラクターに持たせる武器も選べる(画像はSteamストアページより引用)
ルールセットの処理には、独自のスクリプト言語「Criteria」を利用。早期アクセス版にはベーシックな『ダンジョンズ&ドラゴンズ 第5版』のルールセットが実装されており、本リリース時には計5種類のルールセットが利用可能に。
Criteriaを利用し、ユーザーが独自にルールセットを設定することも可能です。
(画像はSteamストアページより引用)
Criteriaを使ってルールセットを実装する説明動画が、複数公開されている
Multiverse Designerは無料でダウンロード可能。一部のアセットを利用したマップ作成や、他プレイヤーが作成したゲームへのアクセスが利用できます。
全アセットへのアクセス、ゲームマスターとしてのゲーム作成には、有料DLCであるGame Master版を購入する必要があります。
「Multiverse Designer」の詳細は、Steamストアページをご確認ください。
「Multiverse Designer」Steamストアページ