ソニー、mocopiからBlenderにリアルタイムでモーションデータを送れるプラグイン「mocopi Receiver Plugin for Blender」をリリース

ソニー、mocopiからBlenderにリアルタイムでモーションデータを送れるプラグイン「mocopi Receiver Plugin for Blender」をリリース

2025.04.18
ニュース3DCGBlenderアニメーション
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • ソニー、「mocopi Receiver Plugin for Blender」をリリース
  • mocopiのモーションデータをBlenderにリアルタイム送信できるプラグイン
  • 導入手順や使用方法などを解説した公式YouTube動画が公開中

ソニーは2025年4月17日(木)、モバイルモーションキャプチャーシステム「mocopiモコピ)」から3DCGツール「Blender」にリアルタイムでモーションデータを送信できるプラグイン「mocopi Receiver Plugin for Blender」をリリースしました。

プラグインはmocopiのデベロッパーサイトより無料でダウンロードできます。

mocopiは、6個の小型・軽量なトラッキングセンサーと専用のAndroid/iOS向けアプリ「mocopi」で構成された、モバイルモーションキャプチャーシステムです。

このたびリリースされた「mocopi Receiver Plugin for Blender」は、mocopiを用いて作成したモーションデータをBlenderにUDP送信し、3Dキャラクターモデルにリアルタイムで反映できるプラグイン。送信したモーションデータはBlender内に保存でき、別のモデルに適用することも可能です。

プラグインの導入手順や使用方法などを解説した動画が、mocopi公式マスコットキャラクター「RAYNOSちゃん」のYouTubeアカウントにて公開されています。

『【mocopi】Blender Pluginの使い方』

記事執筆時点における対応プラットフォーム・Blenderの対応バージョンは以下の通りです。

〈対応プラットフォーム〉
Windows 8.1以降
macOS 11.2以降

〈Blenderの対応バージョン〉
Blender 4.2 LTS以降

mocopiに関する情報は公式サイトを、「mocopi Receiver Plugin for Blender」の詳細は公式ドキュメントをご確認ください。

「mocopi Receiver Plugin for Blender」公式ドキュメント「mocopi」公式サイト

関連記事

ノードベースのプロシージャルマテリアル作成ツール「Material Maker 1.4」、オープンソース&無料でリリース。Godot 4移行に伴いシェーダーコード生成機能などが刷新
2025.10.20
ソニー・ホンダによるUE活用の運転支援システムなど、自動車業界のUE採用事例を解説。エピック ゲームズ ジャパン主催「Build: Tokyo‘25 for Automotive」レポート
2025.10.20
UE5.5で進化したHavokミドルウェアの最新機能、公式ブログで一挙解説。「Havok Physics」プラグインでは破壊表現が強化、「Havok Cloth」プラグインは衣服にLODを適用可能に
2025.10.15
『Minecraft』公式も採用したオープンソースの無料3Dモデリングツール「Blockbench」、バージョン5.0がリリース。リギングやスプライン作成機能などが追加
2025.10.14
派手な技演出でもキャラの視認性を確保する。『GUILTY GEAR -STRIVE-』のエフェクト制作技法、アークシステムワークスが動画で解説
2025.10.10
「Blender 5.0」ベータ版がリリース。ジオメトリノードではボリュームを編集できる「Volume Grid」の追加や、ソケット形状の仕様刷新などが実施
2025.10.09

注目記事ランキング

2025.10.14 - 2025.10.21
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

フォワードシェーディング(Forward Shading)
フォワードシェーディング オブジェクト毎にライティングの計算を行い、その計算結果を描画するレンダリング手法。フォワードレンダリングともいう。ディファードシェーディング(Deferred Shading)に比べてポストプロセスの自由度は低いが、(何も物を配置しなかった際にかかる)最低限の描画コストが低く、アンチエイリアス処理などにおいてフォワードシェーディングの方が有効な分野も存在する。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!