国交省が主導する「PLATEAU」、3D都市モデル導入ガイダンスや標準仕様書、「PLATEAU SDK」解説書など無料ハンドブックの最新版を公開

国交省が主導する「PLATEAU」、3D都市モデル導入ガイダンスや標準仕様書、「PLATEAU SDK」解説書など無料ハンドブックの最新版を公開

2025.04.08
ニュース公開資料まとめ
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • 3D都市モデルプロジェクト「PLATEAU」公式サイト、各種ハンドブックの最新版を公開
  • 都市モデルの導入ガイダンスや標準仕様書、「PLATEAU SDK」の技術解説書など計13冊が閲覧可能
  • いずれもPDF形式で提供。一部はHTML形式も用意されている

国土交通省が主導する3D都市モデルプロジェクト「PLATEAU(プラトー)」について、3D都市モデルの基礎知識・基盤システムなどを学べるハンドブックが最新版に更新されています。

PLATEAUは、日本全国の3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化を推進するデジタルツイン実現プロジェクト。

同プロジェクトの公式サイトでは、3D都市モデルの整備やユースケース開発に役立つハンドブックが無料で公開中。3D都市モデルの導入ガイダンスや標準仕様書、開発者向けツールキット「PLATEAU SDK」の技術解説書などが用意されています。

これらはPDF形式で提供中。一部はHTML形式でも閲覧できます。

(画像はPLATEAU公式サイトより引用)

(画像はPLATEAU公式サイトより引用)

記事執筆時点で閲覧できるハンドブックは以下の通り。

  • #00「PLATEAU Guidebook」
  • #01「3D都市モデル標準製品仕様書」
  • #02「3D都市モデル標準作業手順書」
  • #03「3D都市モデル整備のためのBIM活用マニュアル」
  • #03-1「(別冊)3D都市モデルとの連携のためのBIMモデルIDM・MVD」
  • #05「3D都市モデルを活用した災害リスク情報の可視化マニュアル」
  • #07「3D都市モデルのデータ変換マニュアル」
  • #08「ビジュアルアイデンティティ(VI)マニュアル」
  • #09「PLATEAU VIEW構築マニュアル」
  • #10「3D都市モデル整備のための測量マニュアル」
  • #10-1「多方向カメラ空中写真測量マニュアル」
  • #11「3D都市モデルのユースケース開発マニュアル」
  • #12「PLATEAU SDK技術解説書」

なおPLATEAUでは、PLATEAUに関連するツールキットなどのソースコードが掲載されているGitHubリポジトリや、ハンズオンのアーカイブなどを視聴可能なYouTubeチャンネル、3D都市モデルを活用するための技術資料も公開中。

また、3D都市モデル作成技術やノウハウなどを解説した技術講習会「PLATAUEアカデミー」の使用テキストや講座動画なども公開されています。

関連記事
3D都市モデル作成のノウハウが学べる講座「PLATEAUアカデミー」、全10本の動画がYouTubeで公開中。国土交通省が主導する「PLATEAU」の技術を解説
2025.03.28

各種ハンドブックの詳細はPLATEAU公式サイトをご確認ください。

「PLATEAU」ハンドブック公開ページ「PLATEAU」公式サイト

関連記事

「下請法」ってどんな法律?目的や適用範囲、親事業者の義務・禁止事項などを、アークシステムワークス顧問弁護士が動画で解説
2025.11.04
Rust製コードエディター「Zed」がWindowsをサポート。オープンソース&無償で提供中
2025.11.03
2D向けゲームエンジン「GameMaker」が2024.14にアップデート。Switch 2向け開発のサポートや、DoS攻撃の恐れがある脆弱性の修正など
2025.10.31
ゲームメーカーズ × GALLERIA(ガレリア) コラボPCが筐体アップデートで新登場!
2025.10.31
デザインツール「Affinity」が無償化。ベクター画像作成・写真編集・Webデザインなどを単一アプリに統合
2025.10.31
約6年ぶりにフルモデルチェンジ。ロジクールのワイヤレスマウス「MX MASTER 4」が発売
2025.10.30

注目記事ランキング

2025.10.28 - 2025.11.04
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ローパスフィルター(Low-Pass Filter)
ローパスフィルター
  1. 電気信号のうち、指定した周波数(カットオフ周波数)以下の信号を通し、それより上を大きく低減させるフィルター。
  2. ゲーム開発において、基本的にはサウンド用語として用いられる。例として、特定のセリフをローパスフィルターによってくぐもった音に加工することで、隣の部屋や遮蔽物の後ろで話しているかのような表現を行うことができる。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!