『Garry’s Mod』開発元が精神的後継と謳う“ゲームエンジン&配信プラットフォーム”統合型ツール「s&box」、Steamストアページが公開

2024.11.15
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この記事の3行まとめ

  • ゲームエンジンとゲーム配信プラットフォームが統合されたツール「s&box」のSteamストアページが公開
  • サンドボックスゲーム『Garry’s Mod』の精神的な後継作品を謳っている
  • ライセンス料なしでゲームを収益化できる。将来的にSteamや他の媒体でもゲームを販売可能にしたいとのこと

Facepunch Studiosは2024年11月11日(現地時間)、ゲーム開発プラットフォーム「s&box」のSteamストアページ公開しました。

記事執筆時点、同ツールは「Developer Preview」の段階だといい、正式リリース日や販売価格は未定とのこと。

「Developer Preview」への参加の手続きは、Steamアカウントを通して「s&box」公式サイトにサインインすることで行えます。

(画像はSteamストアページより引用)

Facepunch Studiosは、売上数2,000万本以上を記録するサンドボックスゲーム『Garry’s Mod』などのタイトルを手がけるゲーム開発会社です。

(画像は『Garry’s Mod』Steamストアページより引用)

同社は2017年、『Garry’s Mod』の精神的な後継作品を謳うゲーム開発プラットフォーム「s&box」を発表。現在も開発が続けられています。

「s&box」は、ゲームエンジンゲーム配信プラットフォームの要素を併せ持ったツールで、開発したゲームをワンクリックで共有しプレイできる環境が備えられています。

(画像は「s&box」公式サイトより引用)

Valveが開発したゲームエンジン「Source 2」を採用。複数人によるテストプレイやビジュアルスクリプティングが可能なほか、「Source Engine」用のマップエディタ「Hammer Editor」を利用でき、オープンワールドやVRゲームも容易に開発可能としています。

開発したゲームは、収益化が可能かつライセンス料などの支払いは不要と述べています。

(画像は「s&box」公式サイトより引用)

なお同社は、将来的に「s&box」で開発したゲームをSteamなど各種プラットフォームなどで販売できるようにしたいと語っており、現在Valveと協力のもとライセンスの取得を進めているといいます。

「s&box」の詳細は公式サイトSteamストアページをご確認ください。

「s&box」公式サイト「s&box」Steamストアページ

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