この記事の3行まとめ
Facepunch Studiosは2024年11月11日(現地時間)、ゲーム開発プラットフォーム「s&box」のSteamストアページを公開しました。
記事執筆時点、同ツールは「Developer Preview」の段階だといい、正式リリース日や販売価格は未定とのこと。
「Developer Preview」への参加の手続きは、Steamアカウントを通して「s&box」公式サイトにサインインすることで行えます。
Facepunch Studiosは、売上数2,000万本以上を記録するサンドボックスゲーム『Garry’s Mod』などのタイトルを手がけるゲーム開発会社です。
同社は2017年、『Garry’s Mod』の精神的な後継作品を謳うゲーム開発プラットフォーム「s&box」を発表。現在も開発が続けられています。
「s&box」は、ゲームエンジンとゲーム配信プラットフォームの要素を併せ持ったツールで、開発したゲームをワンクリックで共有しプレイできる環境が備えられています。
Valveが開発したゲームエンジン「Source 2」を採用。複数人によるテストプレイやビジュアルスクリプティングが可能なほか、「Source Engine」用のマップエディタ「Hammer Editor」を利用でき、オープンワールドやVRゲームも容易に開発可能としています。
開発したゲームは、収益化が可能かつライセンス料などの支払いは不要と述べています。
なお同社は、将来的に「s&box」で開発したゲームをSteamなど各種プラットフォームなどで販売できるようにしたいと語っており、現在Valveと協力のもとライセンスの取得を進めているといいます。
「s&box」の詳細は公式サイトやSteamストアページをご確認ください。
「s&box」公式サイト「s&box」Steamストアページ