オープンソースの画像編集ツール「GIMP」が20年ぶりのメジャーバージョンアップ。非破壊フィルターのアップデートなどを携えた、GIMP 3.0 RC版公開

2024.11.07
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この記事の3行まとめ

  • GIMPチームがGIMP 3.0 RC1を公開
  • GIMP 2.0.0が2004年にリリースされて以来、20年ぶりのメジャーバージョンアップ
  • Wilberやツールアイコンの変更、非破壊編集のアップデートなどがなされている

GIMPチームは2024年11月6日(現地時間)、GIMP 3.0 RC1(リリース候補版)を公開しました。

GIMPは、オープンソースの画像編集ツールで、General Public License v3 以降の条件に基づいて配布されています。画像データのレタッチや制作、CやPythonなどのプログラミング言語による画像操作が可能で、Linux/GNU/macOS/Windows環境で使用できます。

GIMP 3.0 RC1では、非破壊フィルターのアップデート、色空間やパブリックAPIの改善のほか、GEGLスタイルに新しいフィルターの追加、Bablを使ったカラーモデル間の変換プロセスの改善などがなされています。

NDEフィルターの下部に追加された「フィルターを結合」のチェックボックス。非破壊フィルター導入以前の動作を実行できる

GIMPのロゴアイコンであるWilberアイコンも新しいものに刷新。ツールアイコンは、レガシーアイコンテーマがSVG化しました。

新しいWilberアイコン(画像はGIMPのニュースページより引用)

レガシーアイコンテーマツールアイコン(画像はGIMPのニュースページより引用)

そのほかの詳細はGIMP ニュースページまたはGIMP公式サイトをご確認ください。

「GIMP 3.0 RC1 Released」GIMP ニュースページGIMP公式サイト

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