この記事の3行まとめ
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは2024年9月25日(水)、YouTubeで『【Unity 6】VFX Graph の新機能を解説!遂にウェブでも VFX が利用可能に!?』と題した動画を公開しました。
動画では、2024年10月17日にリリース予定のUnity 6における、「VFX Graph」の新機能を紹介しています。
Unity 6 では WebGPU 対応により VFX Graph がウェブ上でも動くようになりました!他にも Unity 6 の VFX Graph には強力な新機能があります。詳しくはこちらの解説動画をどうぞ!👉 https://t.co/NGPNFebmgw#Unity6 #UnityJapan pic.twitter.com/2OPSYsXNnM
— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン (@unity_japan) September 25, 2024
Unity 6 では WebGPU 対応により VFX Graph がウェブ上でも動くようになりました!他にも Unity 6 の VFX Graph には強力な新機能があります。詳しくはこちらの解説動画をどうぞ!👉 https://t.co/NGPNFebmgw#Unity6 #UnityJapan pic.twitter.com/2OPSYsXNnM
— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン (@unity_japan) September 25, 2024
VFX Graphは、主にHDRP向けの、ノードベースのビジュアルエディターです。GPUパーティクルなどを作成・管理でき、大量のパーティクルの複雑な処理を高速で行えるとしています。
Unity 6ではWebGPUがサポートされるようになり、Compute Shaderなどの高度なグラフィックス機能がブラウザ上でも利用できるようになったとのこと。その一環として、VFX GraphがWeb Playerに対応し、ブラウザ上で表示できるようになったことが紹介されています。
いくつかの動作条件を満たせば、モバイルブラウザでも表示可能としています。
VFX Graph内にシェーダーコードの組み込みを可能にする「カスタムHLSLコード」に対応したことも述べられました。
想定している用途は2種類。1つは「複雑な数式の記述を簡略化すること」で、ノードグラフでは間延びしてしまう表現をシェーダーコードで実装することで、同様の内容でありながらコンパクトな表記が可能になります。
もう1つは「VFX Graphでは不可能だった機能をカスタム実装すること」。動画では、カスタムコードの中でGraphics Bufferの更新を行い、他のパーティクルを参照することを例に、従来不可能だった機能も実装できるようになったと述べています。
さらに、Unity 6ではプロファイリングツールの拡充が行われたとのこと。
VFXの処理負荷やメモリ使用量、稼働中のパーティクル数などをリアルタイムに監視できるようになり、パーティクル数に合わせてcapacityが調整可能となるなどの利点が挙げられています。
その他、Six Way SmokeなどいくつかのHDRP限定機能がURPに対応したことなども紹介されています。
詳細は、動画をご確認ください。
YouTube動画『【Unity 6】VFX Graph の新機能を解説!遂にウェブでも VFX が利用可能に!?』