この記事の3行まとめ
Googleは2024年9月3日(現地時間)、Androidの最新バージョン「Android 15」のソースコードを、Android Open Source Project(AOSP)にて公開したと発表しました。
Android 15 AOSP dropped earlier today, and we’re kicking off a new series called "Spotlight Weeks"!
Over the week, we’ll shine a light on technical areas across Android development. First in our series, we will focus on…Android 15!
Check out what we are covering throughout the… pic.twitter.com/jEIghnGJaM
— Android Developers (@AndroidDev) September 3, 2024
Android 15 AOSP dropped earlier today, and we’re kicking off a new series called "Spotlight Weeks"!
Over the week, we’ll shine a light on technical areas across Android development. First in our series, we will focus on…Android 15!
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— Android Developers (@AndroidDev) September 3, 2024
「Android 15」では、フォントおよびタイポグラフィがアップデート。以前より中国語、日本語、韓国語(CJK言語)用のデフォルトフォントとして用いられている「Noto Sans CJK」が可変フォントになったほか、「変体仮名」と呼ばれる古い日本語のひらがなもバンドルしています。
カメラ関連機能としては、「Low Light Boost(低照度ブースト)」を実装。低照度の環境でプレビューストリームの露出を調整し、画像プレビューの画質を強化。また、暗所でのQRコードスキャンも可能としています。
アプリのアーカイブ機能もOSレベルでサポートします。アーカイブするとAPKとキャッシュファイルは削除されますが、ユーザーデータは保持され、 復元も可能になります。
その他、ユーザーや開発者のエクスペリエンス向上、プライバシーおよびセキュリティの強化などを目標とした、さまざまな更新が施されているとのことです。
Android 15の正式版は、対象の「Google Pixel」シリーズのデバイスに対して、数週間以内にリリースされます。また、数か月以内には、SamsungやSharp、Xiaomiなど複数のメーカーのデバイスでも利用できるようになるとしています。
また、対象の「Google Pixel」シリーズでは、正式版リリースに先立ち、「Android 15 QRP1 ベータ版1.1」が2024年8月29日(現地時間)にリリースされています。ベータ版の利用には「Andoird ベータ プログラム」への参加が必要です。
アップデート内容の詳細は、ニュースリリースをご確認ください。
Android 15 is released to AOSP | Android Developers Blog