この記事の3行まとめ
- Google Maps JavaScript APIの新機能「Photorealistic 3D Maps」、試験運用開始
- Googleが保有する地理情報をもとに3Dマップを作成できる
- 3Dマップのデモや公式ドキュメントも公開されている
Googleは2024年5月14日(現地時間)、同社が提供するAPI「Google Maps JavaScript API」の新機能として、Googleが保有する地理情報をもとに3Dマップを作成できる「Photorealistic 3D Maps」の試験運用を開始したと発表しました。
(画像はGoogle Maps Platformのブログ記事より引用)
Google Maps JavaScript APIは、Googleマップの機能をWebサイトやアプリケーションに組み込むことができるツールです。
今回、同APIの新機能である「Photorealistic 3D Maps」の試験運用が開始されました。本機能は、Googleが保有する地理情報を用いることで、現実世界に即したリアルな3Dマップの作成およびレンダリングが可能です。
「Photorealistic 3D Maps」のデモ映像
本機能はHTMLやJavaScriptで動作するWebコンポーネントとして設計されており、ポリゴンやポリラインのオーバーレイ、2Dデータの3D変換、レイヤーの切り替えなどを簡易的な操作で行えます。
記事執筆時点では、50か国以上の2,500を超える都市の3Dデータを利用可能です。
Photorealistic 3D Mapsで取得した、ハワイ・オアフ島の3Dマップ(画像はGoogle Maps Platformのブログ記事より引用)
試験運用中は本機能を無料で使用できます。また、本機能により作成された3Dマップのデモや、公式ドキュメントも公開されています。
詳細はGoogle Maps Platformのブログ記事をご確認ください。
「Access 3D Maps in Maps JavaScript API starting today」Google Maps Platform