仮想化ソフト「VMware Workstation Pro」「VMware Fusion Pro」が非商用・個人利用に限り無料に

2024.05.15
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この記事の3行まとめ

  • Broadcomが「VMware Workstation Pro」「VMware Fusion Pro」の利用価格を個人利用かつ非商用に限り、無料で利用可能に変更
  • 仮想化によって1台のコンピューター上で複数のOSを実行できるソフトウェア
  • ダウンロードにはBroadcom Inc. Customerアカウントの登録が必要

Broadcomは、Windows/Linux向け仮想化ソフトウェア「VMware Workstation Pro(以降、「Workstation Pro」と表記)について、個人利用に限り無料で提供することを発表しました。

また、macOS向けの同様ソフトウェア「VMware Fusion Pro」(以降、「Fusion Pro」と表記)についても、同様の変更が行われています。

「VMware Workstation」「VMware Fusion」は、Broadcomの提供する仮想化ソフトウェアです。「Windowsのデスクトップ内でLinuxを動作させる」というような、一台のコンピューター上において複数のOSの同時実行が可能になります。

(画像はブログ記事より引用)

「Workstation Pro」「Fusion Pro」が無料になったことにより、機能を絞ったバージョンである「Workstation Player」「Fusion Player」の提供は廃止となりました。

「Workstation Pro」「Fusion Pro」は、以下のページよりダウンロードが可能です。

Workstation ProFusion Pro

なお、ダウンロードにはBroadcom Inc. Customerアカウントの登録が必要です。

Windows/Linuxユーザー用の「Workstation Player」を既に個人利用しているユーザーは、Broadcom Inc. Customerアカウントにログインし、新たにProをインストールするとProの機能が利用可能になります。

macOS用の「Fusion Player」の個人利用ユーザーは、バージョン13.5.2への更新後、ライセンスキーを削除することで「Workstation Player」と同様にPro機能の利用が可能です。

(画像はブログ記事より引用)

詳細は、こちらをご確認ください。

VMware Workstation Pro: Now Available Free for Personal Use

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