この記事の3行まとめ
- ノベルゲーム開発ツール「ティラノスクリプト」で、VRMファイルが使えるようになるプラグイン『VRoid plugin for TyranoScript』が公開
- 400種類以上のポーズデータを収録。ポーズ・表情などの変化はイージング関数によって自然な動きを表現
- ブラウザ上で動くデモも公開されている
ノベルゲーム開発ツール「ティラノスクリプト」用のプラグインとして、VRMファイルを扱えるようになる『VRoid plugin for TyranoScript』が公開されました。開発者はねこの氏。
⚒️新規プラグイン追加⚒️
新しく『VRoidプラグイン』を追加しました!
すぐにVRoid(.vrm)を使用した3Dゲームが作成できるようになります。ポーズデータを400種類以上収録。
無料。 作者:@nekomilkcat さま#ティラノスクリプトhttps://t.co/RcfHhdTQdG pic.twitter.com/z0XOSsnaTZ
— ティラノ公式(ノベルゲーム開発ツール) (@tyranobase) March 7, 2024
⚒️新規プラグイン追加⚒️
新しく『VRoidプラグイン』を追加しました!
すぐにVRoid(.vrm)を使用した3Dゲームが作成できるようになります。ポーズデータを400種類以上収録。
無料。 作者:@nekomilkcat さま#ティラノスクリプトhttps://t.co/RcfHhdTQdG pic.twitter.com/z0XOSsnaTZ
— ティラノ公式(ノベルゲーム開発ツール) (@tyranobase) March 7, 2024
「ティラノスクリプト」は、シケモクMK氏が開発しているノベルゲーム開発用ツールです。HTML5で動作し、PCやスマートフォン、ブラウザなど、さまざまな環境で動作します。
今回公開された『VRoid plugin for TyranoScript』は、ティラノスクリプト内で、VRoidなどで使われるVRMファイルを扱えるようにするプラグインです。
本プラグインの概要は、以下の通りです。
- VRM0.x 及び VRM1.0に対応
- 400種類以上のポーズデータを収録
- ポーズや表情などの変化をイージング関数による自然な動きや、特徴のある動作で変更可能
- VRMアニメーション(.vrmaファイル)や、Adobe Mixamoで作成可能なFBXファイルによるアニメーションの再生に対応
- ライトや風発生機能を使ったエモい演出
- 動作環境によって自動的にパフォーマンスチューニングする機能(スマホ環境だと低負荷に自動設定。手動設定による切り替えも可)
- ティラノスタジオ内で、表情データの作成、カメラワークの確認、高解像度でのVRoid画像の撮影など開発機能も充実
また、ブラウザ上で動作するデモも公開中。
プラグインに配布されているファイルには、動作デモに使用しているものと同じシナリオデータがサンプルとして同梱されています。少しの書き換えで、任意のモデルを動作させることを可能としています。
動作デモのメニュー画面(画像はnoteより引用)
本プラグインの制作者は、本プラグインを用いて1つのゲームを完成させているため、その過程で追加された命令や、開発をサポートする機能なども揃っているとのことです。
詳細は、こちらをご確認ください。
ティラノスクリプト向けVRoidプラグイン「ティラノスクリプト」 公式サイト