この記事の3行まとめ
Prism Softwareは、3DCGアニメーションやVFX制作のワークフローを効率化するパイプラインツール「Prism Pipeline」の最新バージョン『Prism 2.0』がリリースしました。
We're excited to announce the release of Prism Pipeline 2.0 🥳
You can download the free version from the website or get a premium plan for additional features and support:https://t.co/nYqWhRxYyY
You can also download the free version from GitHub:https://t.co/5z1knH3fPC pic.twitter.com/CkS0iiwtti
— Prism Pipeline (@PrismPipeline) November 1, 2023
We're excited to announce the release of Prism Pipeline 2.0 🥳
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— Prism Pipeline (@PrismPipeline) November 1, 2023
Prism 2.0では、USD(OpenUSD)形式を正式にサポートしました。USDとは、異なるDCCツールで使用可能な、ジオメトリやマテリアル、カメラ、ライトなどを含む3Dシーンを保存したファイルフォーマットです。
USDをサポートしたことで、HoudiniやMayaなどのDCCツールとUSDデータでやりとりできるようになります。
加えて、スタンドアロンでUSDデータを開くことも可能です。ビューポートでのプレビューや、シーンを構成するオブジェクトのレイヤー表示、シーンの編集などに対応しています。
Prism Pipelineの提供する『QuiltiX』を併用すると、異なるツール間で共有可能なマテリアルの規格である「MaterialX」をサポートします。DCCツールやレンダラーを横断するマテリアルワークフローにおける、マテリアルの確認・共有作業の効率化が見込めます。
アップデートではほかにも、アンリアルエンジンとDCCツール間の連携機能などが追加されています。詳細はリリースノートをご確認ください。
Prism 2.0は、リリース時点でWindowsにのみ対応しています。プランは、基本的な機能が使用できる「Free」(無料)、USDなどのサポートが追加される「Plus」(月19ユーロ)、新機能のアーリーアクセスが可能な「Pro」(月額45ユーロ)が用意されています。
入手はこちら、もしくはGitHub(Freeと同等)から可能です。
Prism Pipeline 公式サイトPrismPipeline / Prism|GitHub