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2023年10月30日(現地時間)、『Pokémon GO』や『モンスターハンターNow』などを開発するNianticは、ARコンテンツの開発に役立つUnity向けSDK「Lightship ARDK」の最新バージョン3.0をリリースしました。
Lightship ARDKは、Unityを使ったAndroidおよびiOS用のARアプリケーション制作を拡張する開発キットです。
今回のバージョンアップで、Unity公式のARアプリケーション開発フレームワーク「AR Foundation」との互換性が追加され、両者の機能を連携できるようになりました。
加えて、各所にある固有のロケーション(Wayspot)を画像から認識し、ゲーム内の位置情報を現実と同期させるシステム「Lightship VPS(Visual Positioning System)」(ベータ)が導入。これにより、付近にいるプレイヤー同士が現実と同じ位置関係でマルチプレイできます。
世界中のWayspotを検索できる『Geospatial Browser』を使用して、特定のWayspotにUnityエディタからメッシュなどを配置することも可能です。
そのほか、記録したARシーン上の動きを、エディタで構築したARシーンで再生するPlayback機能や、セマンティックセグメンテーション(※)に応じたフィルターが19種類追加されました。
※ 画像認識によって、画像内の物体にラベル付けする技術
さらに、実験的な変更として、メッシュを生成可能な範囲が5メートルから20メートル以上に拡張されています。
Lightship ARDK 3.0の詳細は、公式ブログおよび公式ドキュメントをご確認ください。
Lightship ARDK 3.0: Now available for all AR developersLightship ARDK 公式ドキュメント