フォートナイトとUEFNがv26.00にアップデート。UE5の「フォリッジ」機能が使えるようになったほか、Verse上でメッシュとテクスチャの参照に対応

2023年8月25日（金）、Epic Gamesはフォートナイトをv26.00にアップデートしました。

これに伴い、クリエイティブやUnreal Editor For Fortnite（以下、UEFN）においても新たな機能「フォリッジ」の追加や、既存の仕掛け「HUDメッセージの仕掛け」で表示・非表示アニメーションが指定できるようになる、といった変更が施されています。

v26.00アップデート #FortniteLastResort へのダウンタイムが終了しました。

新要素をチェックしましょう！

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— フォートナイト (@FortniteJP) August 25, 2023

UEFNにUE5の機能「フォリッジ」が導入

UEFNで、Unreal Engine 5由来の「フォリッジ」機能が使えるようになりました。

フォリッジでは、島の地面に草や木などのメッシュを効率的に配置できます。

フォリッジを使って草のメッシュを配置する様子（画像は公式ドキュメントより引用）

Verseでメッシュとテクスチャのアセットが扱えるように

今回のアップデートにより、初めてVerseでメッシュとテクスチャのアセットを参照できるようになりました。

これにより、UEFNで作成した仕掛けやプロップのメッシュをプレイ中に変更する、状況に応じてUIに表示する画像を差し替えるなどの仕組みが新たに実現可能です。

 

テクスチャを表示するUIをVerseで作成できるようになった（画像はニュースページより引用）

「アセットリフレクション」と呼ばれるこの機能は、v26.00以降に作成したプロジェクトではデフォルトで有効化されています。それより前に作成したプロジェクトで本機能を有効化するには、.upluginファイルに変更を加える必要があります。

アセットリフレクションの詳細は、公式ドキュメントをご覧ください。

HUDメッセージの仕掛けが表示・非表示アニメーションの変更に対応

画面上に一定時間テキストを表示するHUDメッセージの仕掛けが大きく強化され、以下に示すカスタマイズが新たに可能になりました。

背景色や文字のサイズを変更した例

編集しないプロジェクトをアーカイブできるようになった

v25.30より、編集の予定がないプロジェクトをアーカイブする機能が追加されています。

プロジェクトのアーカイブはクリエイターポータルで行えます。アーカイブしたプロジェクトは、進行中のプロジェクト一覧には表示されなくなるため、複数のプロジェクトの管理が容易になりました。

クリエイターポータルにプロジェクトをアーカイブするオプションが追加されている（画像は公式ドキュメントより引用）

進行中のプロジェクトとアーカイブしたプロジェクトは別々に表示される（画像は公式ドキュメントより引用）

そのほか、チャプター4 シーズン4で登場した武器や建築物の追加や、デバッグ描画機能の拡充などが行われています。

アップデートの詳細は、ニュースページおよびリリースノートをご覧ください。