『PRINCIPLES』で実装したモバイルでも動くランタイム破壊表現についてコロプラが解説。HoudiniとUnityを使って実現

『PRINCIPLES』で実装したモバイルでも動くランタイム破壊表現についてコロプラが解説。HoudiniとUnityを使って実現

2023.07.14
ニュースHoudiniUnity
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • コロプラが『PRINCIPLES』で実装した木箱のランタイム破壊についての解説記事を公開
  • Houdiniを用いた破壊モデル作成パートでは、破壊した断面が不自然にならないよう断面に対して凹凸をつける処理などを解説
  • Unityでの実装パートでは、破壊時の描画負荷を抑える方法などを解説

コロプラが、同社が開発する『PRINCIPLES』で実装した、木箱のランタイム破壊について解説する記事を公開しています。

(画像は解説記事より引用)

『PRINCIPLES』プロモーション映像

今回公開された記事は、スマートフォン用ゲーム『PRINCIPLES』におけるランタイムで木箱を破壊するシステムの、一連の実装フローを解説した記事です。

同記事で取り上げる破壊表現には、破壊対象の3Dモデルを破片に分割した「破壊モデル」の作成と、ランタイムでの破片の物理シミュレーションが要求されます。解説は、Houdiniでの破壊モデルの作成と、Unityでの実装の2つのパートに分けて行われています。

(動画は解説記事より引用)

Houdiniを用いた破壊モデル作成の解説パートでは、破壊後の断面が不自然にならないように断面に対して凹凸をつける処理やUV展開、ポリゴン数の削減処理などについて解説しています。

断面に対する処理のフロー。形状が破綻しないよう、法線方向の変形は行わない(画像は解説記事より引用)

Unityでの実装パートでは、破壊時の描画負荷を抑える方法や、破片の質量を自動で設定する方法、破片を吹き飛ばす力の加え方について解説しています。

破壊前と破壊後のモデルを同じオブジェクトに格納し、破壊の瞬間に2つの表示を切り替えることで、描画負荷を最小限に抑えられる(画像は解説記事より引用)

技術の詳細は、公開中の解説記事をご確認ください。

なお、コロプラは、同社のクリエイターが開発する技術を公開するための技術ブランド「COLOPL Creators」を運営しており、ほかにも記事を公開しています。

『Houdini第1回 「木箱破壊フロー」』 COLOPL Creators公式note『PRINCIPLES』プレスリリース

関連記事

【インタビュー】モバイルグラフィックス最新事情2026──24時間ライティングからHLSL単体テストまで、サイバーエージェントに聞く“画作りの限界”の越え方
2026.11.02 [PR]
明暗の塗り分けを保ったまま、トゥーン調の肌に血色のにじみを加える。サムザップが表面下散乱(SSS)の表現手法をブログで比較
2026.11.01
Unity公式のゲームジャム「Official 2026 Unity Game Jam」、11/6(金)〜14(土)に開催。提出準備の猶予期間「The Buffer」も用意
2026.10.30
Unityが圧縮ライブラリ「Brotli」脆弱性に対するセキュリティアドバイザリを発表。該当するアプリケーションは修正版エディタで再ビルドが必要
2026.10.29
Googleの依存関係管理ツール「EDM4U」がサポート終了。Unityによる公式フォーク「EDM」へ完全移行
2026.10.27
3KB以下のゲームを制作・公開。「Pyxel」開発者が新たなオープンソースエンジン「Playload」をリリース。今週のゲーム開発関連ツールまとめ
2026.10.24

注目記事ランキング

2026.10.28 - 2026.11.04
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ローパスフィルター(Low-Pass Filter)
ローパスフィルター
  1. 電気信号のうち、指定した周波数(カットオフ周波数)以下の信号を通し、それより上を大きく低減させるフィルター。
  2. ゲーム開発において、基本的にはサウンド用語として用いられる。例として、特定のセリフをローパスフィルターによってくぐもった音に加工することで、隣の部屋や遮蔽物の後ろで話しているかのような表現を行うことができる。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!