Niantic、AR開発プラットフォーム「Lightship」と「8th Wall」の更新内容を発表

2023.06.12
ニュースUnityVR・AR・MR
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • Nianticが「Lightship」と「8th Wall」の開発者向けアップデートを発表
  • 「Lightship ARDK 3.0」では、Unityの「AR Foundation」やXRサブシステムと連携が可能に
  • 「8th Wall」では、マルチプレイヤー機能「Shared AR」を提供

Nianticは、XRに関するカンファレンス「AWE USA 2023」において、ARプラットフォーム「Lightship」と、WebARプラットフォーム「8th Wall」の開発者向けアップデートの内容を発表しました。

(画像はニュースリリースより引用)

Lightship

今回発表されたLightshipの開発者キット「Lightship ARDK 3.0」では、UnityのAR開発用フレームワーク「AR Foundation」、XRサブシステムと連携可能になります。本バージョンは、6月にパブリックベータ版が公開されるとのこと。

また、Nianticが5月にパブリックベータ版を発表した「Lightship Maps for Unity」についても改めて言及されています。Lightship Mapsを利用することで、Nianticが自社のARゲームに使っているものと同じベースマップを利用できるようになります。

8th Wall

WebARプラットフォームである8th Wallでは、WebAR開発機能「Metaversal Deployment」がMeta Quest 2、Meta Quest ProといったMR機能を有するHMDに対応するようになります。

また、新しい共有ARツール「Shared AR」が追加されました。これは、複数のユーザーが同一のAR空間を共有できるマルチプレイヤー機能です。同一の空間(部屋)につき最大32人まで接続可能で、ロビーページも用意されています。

(画像は8th Wallのブログより引用)

詳細は、『Niantic Introduces Major Updates to Lightship and 8th Wall Platforms for Developers at AWE USA 2023』をご確認ください。

Niantic Introduces Major Updates to Lightship and 8th Wall Platforms for Developers at AWE USA 2023Light Shipドキュメント

関連記事

Unity Technologies、プログラマー向けデザインガイドの電子書籍をアップデート。ストラテジーなど4種のパターンが追加され、Unity 6対応に
2024.07.26
『ドラクエモンスターズ3』開発にはUnityのプレハブバリアントやPolybrushなどを活用。ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン、開発者インタビュー記事を公開
2024.07.24
チュートリアルでプレイヤーが迷わない理由は「ユーザー文化の理解」と「ステレオタイプの利用」にあった。直感で理解できるゲームをどう作るか【cluster革命前夜 Unity賞受賞者インタビュー】
2024.07.23
世界中のUnityクリエイターの卓越した業績を讃える「Unity Awards」第16回の開催が発表。ノミネートの応募受付は8/2(金)まで
2024.07.19
Unity公式イベント「U/Day Tokyo 2024」現地レポート!Unity 6以降のロードマップやHTML/CSSライクにUIを作れる新機能など全9セッション情報から気になる情報をお届け
2024.07.11
ゲーム開発者必見のカンファレンス10選【GDC・CEDEC・Unreal Fest・U/Dayなど】
2024.07.11

注目記事ランキング

2024.07.20 - 2024.07.27
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

フォグ(Fog)
フォグ 「霧」を意味する英単語。3DCGにおいて、現実の霧による見た目をシミュレーションする画面効果やエフェクトを指す。代表的なものとして、カメラから遠くにあるオブジェクトの色調を変化させることで遠近感を出す手法がある。
VIEW MORE

Twitterで最新情報を
チェック!