Androidスマホでゲーム開発が可能に。ベータ版『Godot Editor』アプリがGoogle Play ストアで配信

2023.02.09
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この記事の3行まとめ

  • 『Godot Editor』アプリのベータ版がGoogle Play ストアで配信
  • スマホのタッチ入力に対応、従来通りキーボードでの操作も可能
  • XRデバイスでの配信も目指していることも明かす

2023年2月7日、Godotは、ベータ版『Godot Editor』アプリをGoogle Play ストアで配信したことを、ブログで発表しました。

(画像は公式サイトより引用)

Godot Engineは、クロスプラットフォームかつ、2D・3Dゲームどちらの開発も可能なゲームエンジンです。MITライセンスのオープンソースであり、使用料がかからないのも特徴です。

配信されたAndroid版『Godot Editor』では、タッチ入力がサポートされています。また、キーボード&マウスを接続することで、従来と同じような操作も可能です。

今回、『Godot Editor 3』と『Godot Editor 4』の2つのバージョンが配信されています。対応OSは『Godot Editor 3』がAndroid 4.4以上、『Godot Editor 4』はAndroid 5.0以上で、いずれも価格は無料。

なお、『Godot Editor 4』は開発中であり、両バージョンに互換性がないことに注意が必要とのこと。

Godot Editor 3Godot Editor 4

公式ブログでは、『Godot Editor』アプリの仕様や操作を動画付きで説明し、今後XRデバイスでの配信も目指していることを明かしています。

(動画は公式サイトより引用)

(動画は公式サイトより引用)

詳細は、こちらをご確認ください。

Godot Editor (Beta) arrives to the Play Store

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