Epic Games、Unreal Engine 5を用いたアニメに関するラーニングコースを紹介。キャリア分野や簡単なアニメ制作手順をレクチャー

2023.01.20
ニュースアンリアルエンジン
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • Unreal Engine公式ブログにて、ラーニングコース『Unreal Futures: アニメーションにおけるキャリア』の紹介記事が公開
  • リアルタイムアニメーションのアーティストに行われたインタビューを通して、キャリア分野を学ぶことが可能
  • Unreal Engine 5でアニメーションを制作するチュートリアルが用意されている

Epic Gamesは、Epic Developer CommunityのLearning Libraryに公開されているコース『Unreal Futures: アニメーションにおけるキャリア』を紹介した記事を公開しました。

(画像はUnreal Engineマーケットプレイスより引用)

Unreal Futures: アニメーションにおけるキャリア』は、リアルタイムアニメーション初心者がキャリア分野や重要な用語、簡単なアニメ制作手順を学べるラーニングコースです。

Unreal Engineで制作されている3Dアニメーション作品『超巨大ロボットブラザーズ』の制作プロセスや、制作を担当したReel FXへのインタビューを通して、リアルタイムアニメーションの業界概要、キャリアについて学習できます。

インタビュー動画のほか、職種ごとに役割や仕事内容がまとめられたキャリアガイド、学んだ内容を選択問題式で確認する生徒向けガイド、評価基準などがまとめられた教育者向けガイドが公開されています。

動画、ガイドともに日本語版が用意されています。

学んだ内容は選択問題で確認できる(画像は『Unreal Engine によるアニメーション入門』の生徒向けガイドから引用)

さらに、WildBrain Studiosの Shazzy Angulo氏によるUnreal Engine 5を用いたアニメ制作のチュートリアルも用意されています。

キャラクターの動かし方や簡単なカメラ操作などの基礎的な内容から始まり、既存のアニメーションのカスタマイズ方法、最終的に3つのシーンをつなげて1シーンにするまでが講義されています。サンプルプロジェクトが用意されているため、すぐに始めることが可能です。

こちらも日本語字幕が用意されています。

Shazzy Angulo氏によるアニメ制作チュートリアル(画像はチュートリアル動画より引用)

詳細はUnreal Engine 公式ブログ『無料の入門コースで 3D アニメーションを始めてみましょう』をご確認ください。

Unreal Engine 公式ブログ『無料の入門コースで 3D アニメーションを始めてみましょう』Unreal Engine 公式コース『Unreal Futures: アニメーションにおけるキャリア』

関連記事

UE公式の大型イベント「UNREAL FEST 2024 TOKYO」の講演アーカイブ動画・スライド資料が公開
2024.11.15
Unreal Engine 5.5がリリース。Selectノードなしで複雑な選択ロジックを作れる「Chooser」正式導入のほか、Navmesh間を橋渡しするNavLinkの自動生成機能が追加
2024.11.13
プレイヤーの動きによって波立つ水面をNiagaraで実装。ホラーゲーム『Still Wakes the Deep』開発者による水の表現手法を解説する記事が、UE公式ブログにて公開
2024.11.11
「UNREAL FEST 2024 TOKYO」最速フォトレポート。約2,000人のUE5ユーザーが集ったリアル会場の雰囲気を写真でお届け
2024.11.02
UE・Unity・GodotをサポートするIDE「Rider」が「WebStorm」とともに非商用に限り無料で使用可能に
2024.10.25
UE5&Houdiniを用いた効率的なプロップ制作や“TAが教えるUE5 お役立ちテクニック”を一挙紹介。第4回「Unreal Engine Meetup Connect」講演資料が公開
2024.10.24

注目記事ランキング

2024.11.14 - 2024.11.21
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

フォワードシェーディング(Forward Shading)
フォワードシェーディング オブジェクト毎にライティングの計算を行い、その計算結果を描画するレンダリング手法。フォワードレンダリングともいう。ディファードシェーディング(Deferred Shading)に比べてポストプロセスの自由度は低いが、(何も物を配置しなかった際にかかる)最低限の描画コストが低く、アンチエイリアス処理などにおいてフォワードシェーディングの方が有効な分野も存在する。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!