この記事の3行まとめ
- フォトリアルな人間キャラクターの制作が可能な「MetaHuman」がアップデート
- MetaHumanの共有が簡単に
- MetaHumanの顔パラメータをC++やPythonで編集可能になった
Epic Gamesは、フォトリアルな人間キャラクターを制作できるフレームワークであるMetaHumanをアップデートしました。
📢 新たな MetaHuman のリリースをお知らせします。
今回のリリースでは #MetaHuman を手軽に共有したり、DNA Calibration Library によって MetaHuman のDNAを直接 C++ や Python によって操作できます。
詳細は公式ブログをご覧ください:https://t.co/fTk5MNEAKN— アンリアルエンジン (@UnrealEngineJP) November 29, 2022
今回のアップデートによって、MetaHuman Creatorから作成したMetaHumanの情報を、MetaHumanバイナリファイルとしてダウンロードし、メールやGoogle Driveなどの手段でMetaHumanを手軽に共有できるようになりました。
データを受け取った人は、MetaHuman Creatorにファイルをアップロードすることで、MetaHumanのコピーを確認できます。
(画像は公式ブログより引用)
加えて、MetaHuman DNA Calibration Libraryがリリース。これにより、MetaHumanの頭の形状に影響するパラメータであるMetaHuman DNAを、直接C++やPythonで編集できるようになりました。具体的には、以下のような操作が可能です。
- ジョイント、ブレンドシェイプ、アニメーション マップ、メッシュの名前変更や削除。パイプラインの仕様に合わせた変更ができます
- 保持したい LOD サブセットの選択。プロジェクトで役立つものだけ選ぶことができます
- リグの移動、回転、スケーリング。例えば、非人間(妖精や巨人)サイズの MetaHuman も作成できます
- 頂点位置の編集と新しいバインド ポーズの作成によるニュートラル形状の調整
(画像は公式ブログより引用)
MetaHuman DNA Calibration Libraryは、こちらからダウンロード可能です。
アップデートの詳細はこちらをご確認ください。
新しい MetaHuman リリースで MetaHuman のシェアが簡単になり、DNA Calibration が可能になりました